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富士フイルムX-T4は価格を正当化できるだけの理由を備えたカメラ

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PhotographyBlogが富士フイルム製ミラーレス「X-T4」のレビューを公開しています。20万円と高価なAPS-Cカメラとなりましたが、それだけの価値を持つカメラとして高く評価しているみたいですね。

  • 富士フイルム主力製品であるX-T3の後継モデルだ。しかし、富士フイルムはX-T4・X-T3を並行して販売し、X-T3より約250ポンドほど高い価格設定としている。
  • X-T4には目の肥えたフォトグラファーを満足させるためのAPS-C 2600万画素センサーを搭載し、4K 60p・FHD 240pの動画撮影に対応している。
  • X-T4の高い価格設定を正当化するため、新開発のセンサーシフト式ボディ内手ぶれ補正を搭載している。このためX-T3より少し大きく重くなっている。さらに新しくバリアングルモニタを搭載し、遥かに良好なバッテリーを採用している。
  • 金属製トッププレートにはISO・シャッタースピード・露出補正を操作するダイヤルを搭載している。絞りリング付きのレンズを装着することで、カメラの伝統的な操作性を実現している。この操作性に慣れてしまうと、モダンスタイルのカメラに戻ることは出来ないだろう。
  • 測光ダイヤルが静止画/動画切替スイッチへ変化している。測光を素早く変化させたい人はがっかりするかもしれないが、ミラーレスカメラにとってこの改良は意味があるものだ。基本的に測光は信頼できる性能であり、必要であれば素早く露出補正も可能なので心配する必要は無いだろう。
  • 静止画/動画の切替が多い人にとって今回の変更は理に適っている。
  • とても見事な動画仕様を備えており、UHD/DCI 4Kの60p撮影に対応、FHDは最大で240fpsに対応している。多くの撮影機能から目的の設定にたどり着くのは大変だが、解像度・フレームレート・ビットレートの3つのサブカテゴリに分類されており、必要な組み合わせを選択可能だ。
  • 前後ダイヤルで動画撮影中でも露出補正を変更可能だ。
  • 162万ドットのバリアングルモニタを搭載している。チルト式モニタと比べて長所と短所があるものの、今回は割愛する。
  • 電子ファインダーは369万ドットと高解像だが、時々低コントラストな環境でシャッターボタンを半押しすると歪曲が目立つことがある。それ以外では使って楽しいファインダーだ。
  • ボディ内手ぶれ補正はしっかり評価できるほど撮影できていない。6.5段分の手ぶれ補正とは感じておらず、16-80mm F4 WRとの組み合わせで実際には4段分の補正効果と感じた。この点でオリンパスOM-D E-M1 Mark IIIは抜群の性能だ。
  • 手ぶれ補正のおかげで動画撮影中の振動を低減可能だ。電子手ぶれ補正と組み合わせるとさらにパフォーマンスが向上する。
  • 新型バッテリーを搭載し、バッテリーライフは大きく改善している。USB経由での充電も可能だ。縦位置グリップと併せると最大3個のバッテリーを利用可能なうえ、ヘッドホン端子にも対応する。
  • デュアルカードスロットはどちらもUHS-IIに対応している。
  • ヘッドホン端子がボディに存在しないものの、USB-C端子に3.5mmアダプターを装着することで利用可能だ。ただし、アダプターが脱落したり、同時にUSB給電できない点には注意が必要だ。
  • 連写速度はX-T3と同様30fpsだが、メカシャッターはなんと15fpsだ。さらにシャッター耐久回数は30万回と評価されており、静音性はX-T3比で30%改善している。
  • オートフォーカスは非常に高速で、アクションシーンでも信頼できるものだ。顔・瞳検出は動きのあるシーンでも良好に動作する。
  • トラッキングAFはワイドAF限定なので、より信頼性の高いゾーンAFとAFジョイスティックを使用するのが良いだろう。
  • 富士フイルムのオートフォーカスは飛躍的に進歩している。市場をリードする性能では無いが、ケチのつけようが無い。どちらかと言えばレンズ性能に足を引っ張られている印象がある。
  • 動画撮影中のAFはキビキビとし過ぎているので、ピントのズレが目立つ。AF速度の調整は可能だが、最も遅い設定でも改善には限界がある。素早くピントを合わせたいのであれば良い性能と言えるだろう。
  • ベースISO感度は160~12800、拡張感度で80~51200に対応している。
  • JPEG出力でISO6400まではノイズフリーの見事な画質だ。ISO12800で僅かに彩度とディテールが低下する。ISO25600-51200でさらにノイズが増えるものの、実用可能な画質だ。
  • ノイズリダクションは重すぎず、ディテールを過度に損なっていない。RAWではノイズが増えるものの、ISO12800までは綺麗な画質だ。
  • ダイナミックレンジを調整できるが、実際の違いはかなり微妙だ。このため、ほとんどの状況でAUTOを使用している。
  • 新フィルムシュミレーションは素晴らしいが、これだけでX-T3からアップグレードする理由にはならない。

X-T3より高価だが、ボディ内手ぶれ補正・改善したバッテリーライフ・高速静音のメカシャッター・強化されたAFなど普段使う機能に驚くほど改善が盛り込まれている。

画質はX-T3とほぼ同じだが、トップクラスのAPS-Cセンサーに違いない。主な違いはレスポンスの良い顔検出や手ぶれ補正が可能性を高めてくれるだろう。その一方、バリアングルモニタの好みは分かれると思う。

画質を重視した際にX-T4へ乗り換える理由はないが、X-T4の価格を正当化できるだけの理由を備えたカメラだ。動画のみならず、静止画でも魅力的なカメラである。

PhotographyBlog:Fujifilm X-T4 Review

とのこと。
総合評価は5点満点となっています。

X-H1やX-Pro3に引き続き20万円を超えるAPS-C Xシリーズとなりましたが、それだけの価値を備えたカメラとなったようですね。ボディ内手ぶれ補正の効き目はオリンパスほどでは無いものの、新開発の補正ユニットには期待したいところ。

さらにメカシャッターの15コマ秒連写は凄い。電子シャッターの追従30コマ秒連写とメカシャッター15コマ秒連写はこの価格帯ではトップクラスの性能となるはず(ただし、15fpsメカシャッターはポストビュー連写です)。画質的に大きな改善は期待できませんが、野生動物やスポーツ・アクションを撮影する人にとって大きな改善と感じるかもしれません。

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