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LAOWA 11mm F4.5 C-Dreamerは妥協点もあるが小型軽量で魅力的な超広角レンズ

Digital Camera WorldがVenus Optics「LAOWA 11mm F4.5 C-Dreamer」のレビューを掲載。色々と妥協点もありますが、クレイジーな超広角レンズながら携帯性抜群のポケットサイズは価値のあるトレードオフと評価しています。なお中央はキレ味抜群の模様。

クレイジーな超広角ながら小型軽量

Digital Camera World:Laowa 11mm f/4.5 FF RL review

  • エキゾチックなLAOWAレンズラインアップの最新モデルだ。全長63.5mm、重量254gの光学系でフルサイズ対応126度の画角を備えている。
  • 「ZERO-D」を冠していないため、歪曲収差の高度な補正は期待できない。
  • 全てのLAOWAレンズと同じく、電子接点を持たないため、レンズ情報をカメラ側に記憶したり、絞りやAFを制御することは出来ない。フルマニュアルレンズだ。
  • レンズの仕様
    ーL/M/E/Zマウント対応
    ーフルサイズ対応
    ー10群14枚
    ー126度
    ー絞り羽根5枚
    ー最小絞りF22
    ー最短撮影距離 0.19m
    ー最大撮影倍率 0.1×
    ーフィルター径 62mm
    ーサイズ 63.5×58mm
    ー重量:254g
  • これまでに超広角レンズを使ったことがあれば、それらが大きく、嵩張り、扱い辛いものであることが分かると思う。しかしこのレンズはそうでは無く、明らかに小さい。間違いなくセールスポイントとなる。
  • マイクロフォーサーズの主なレンズとほぼ同サイズであり、ポケットに入る寸法だ。そして重量は254gと非常に軽い。持ち歩く際に何も考える必要は無い。
  • ポケットやカメラバッグの片隅に収まるので、いつでも超ワイドな画角を携帯可能だ。嵩張るレンズを持ち歩きたくない建築写真・風景写真を撮る人にとって魅力的なレンズとなる可能性がある。
  • 金属構造の鏡筒は優れたビルドクオリティだ。カメラバッグ内で転がっても心配する必要は無い。非常に頑丈なレンズだ。
  • 絞り羽根は6枚しかない。
  • 絞りリングはF16が省略されているものの、1EVごとにクリックストップは動作している。
  • フォーカスリングは適度な滑らかで約90度の回転量を備えている。
  • 防塵防滴仕様のレンズでは無い。
  • レンズ一体型の鏡筒デザインを採用しており、内部に62mmフィルターを装着可能だ。スペースがあまり無いためステップアップリングを装着することは出来ない。
  • LEICA M10と組み合わせて撮影したが、間違いなく電子ビューファインダーの恩恵を受けるレンズだ。
  • 中央はとてもシャープで非常に感心した。絞り開放からとてもシャープだ。四隅に向かってシャープネスは低下する。
  • 開放F値がF4.5と暗いため、ISO感度がシャッタースピードを上げる機会が多い。
  • 間違いなく問題となるのは周辺減光だ。全ての絞り値で目立つ減光が発生する。フィルターを装着するとさらに増加してしまう。
  • ゴーストやフリンジも目立ち、歪曲収差も大きい。
  • 以上の特性を考慮するとソニーやパナソニックのAPS-C用レンズとして使うのが効果的だ。優れた中央シャープネスの恩恵を受けつつ、ゴーストや色収差、フレア、周辺減光の問題を回避できる。
  • ラボテスト
    ー中央シャープネスはF4.5からF16まで優れている。
    ーテストチャートと四隅シャープネスの相性は悪い。しかし、それを考慮してもシャープネスが低下しているのは少し残念だ。
    ー超広角レンズで倍率色収差が増加することはよくあることだ実写ではそれほど深刻なものでは無いと思うが。高コントラストなシーンでは目に付く可能性がある。
    ー歪曲収差は思ったほど大きく無いが、簡単に目に付く程度は歪んでいる。

クレイジーな広角レンズとしては信じられないほど小型で軽量だ。超コンパクトサイズを実現するため、妥協点はあるものの、超広角レンズとしては非常に小さく軽量だ。歪曲収差や周辺減光、そして色収差は後処理で修正できるが、暗い絞り値や四隅の解像性能低下はどうにもできない。しかし、高性能な超広角レンズは大きく重く、携帯性が悪いものだ。携帯性が良く、気軽に持ち運べる超広角レンズと考えると価値のあるトレードオフである。

長所:とても小さい・素晴らしい中央解像・堅牢で滑らかに動作するフォーカスリング

短所:開放F値が暗い・ソフトな四隅・周辺減光が強い

とのこと。
コシナ「HELIAR-HYPER WIDE 10mm F5.6 Aspherical」と同じく非常に携帯性の高い超広角レンズに仕上がっているみたいですね。このレンズはかなり広い画角をカバーしつつ、小型軽量で円形フィルターを備えている点が強みとなりそうです。ただし、周辺減光や歪曲、色収差の問題を考えると後処理は必須と言えそうです。周辺減光が強いため、後処理で周辺のノイズ増加は避けられないかもしれません。
とは言え、それらマイナスポイントを考慮しても面白い選択肢。MFレンズとしては高価な部類ですが、それでもコシナより手頃な値付けとなっています。

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