ePHOTOzineがVenus Optics「LAOWA 9mm F2.8 Zero-D」ソニーEマウントのレビューを掲載しています。
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- 全体的な外観はハイクオリティな造りだ。とても小さいレンズであるにも関わらず、金属とガラスで構成されている。
- 金属製レンズフードは良好な精度で装着できる。フードを固定するクリックストップは無いが、使用中に外れることはほぼ無いような固さを持っている。
- 49mmフィルターを装着可能だ。
- 前玉はとても小さく、汚れや水気を弾くフロッグアイコーティングが施されている。構成レンズは全てマルチコートだ。
- マニュアルフォーカスリングは小型レンズながら適度な大きさだ。シルクのように滑らかな動作では無くより荒っぽい。しかし、感触は一貫しており、固すぎでもない。
- 絞リングは滑らかな動作で1段ごとにクリックストップがある。徐々に絞り値の幅が狭まるためF11以降で半段に設定することは難しい。
- シャープネス:
・中央:F2.8 excellent~F4-F5.6 outstanding~F8-F11 excellent~F16 very good~F22 good
・隅:F2.8 soft~F4 fair~F5.6-F11 very good~F16 fair~F22 soft
・フラットなテストチャートでは隅の結果が芳しく無いが、実写ではテストチャートの結果よりも綺麗に見える。- 色収差は中央で良好に補正され3分の1ピクセル未満に抑えられている。隅も1ピクセル未満と良好に補正されている。実写で色収差が問題となることは無いだろう。
- 歪曲は-0.59%の樽型だ。超広角レンズとしては本当に優れた結果である。
- 逆光耐性は見事だ。フレーム内に太陽を入れてもフレアで遮られることは無い。極端な状況では隅に僅かだが写りこむものの、通常の撮影でフレアは発生しない。
- ボケを演出し辛いレンズだが、ぼかせる状況では滑らかな諧調で優れた描写である。
- 安いレンズでは無いが、小型軽量・9mmの画角・F2.8と明るいレンズ口径を考慮すると貴重な選択肢だ。
Laowa 9mm F2.8 ZERO-Dは万人受けするものでは無いかもしれないが、パフォーマンスがとても良好でユニークなレンズである。
長所:優れた中央シャープネス・低色収差・低歪曲・フレアが発生しない・クラス最広角・ハイクオリティな金属鏡筒・とてもコンパクト
短所:明るい環境でマニュアルフォーカスが難しい・防塵防滴非対応・比較的効果
とのこと。
小型な超広角レンズとしては良好な性能のようですね。近接時の周辺画質はあまり期待出来ないかもしれませんが、実写における遠景は特に問題なさそうです。
日本国内ではサイトロンジャパンが正式に発表してますが、まだ販売開始のアナウンスがありませんね。EOS Mや富士Xマウントにとって貴重な大口径超広角レンズですので是非とも販売して欲しいところ。
LAOWA 9mm F2.8 Zero-Dのレビュー・作例を掲載するページはコチラ
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