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LUMIX G X 12-35mm F2.8 II ASPH. はとても高速で静かなAFのレンズ【海外の評価】

IMAGING RESOURCEがパナソニック「LUMIX G X 12-35mm F2.8 II ASPH.」のレビューを掲載しています。

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  • 絞り開放でされ12mm・35mmどちらも優れたシャープネスだ。初期型と比較して違いは大きく無いが、これは初期型の完成度が高いためだ。どちらも絞り値全域でとてもシャープな描写である。F4-5.6まで絞るとシャープさは僅かに向上する。F16-F22で回折の影響を受けている。
  • 色収差は初期型と同じく良好に補正されている。やはり広角端で色収差が僅かに強いがそれでも最小限に抑えられている。望遠側では色収差がとても少なくなる。
  • レンズ構成が似ているので歪曲収差が似ていることは驚くべきことではない。12mmで少量の樽型(0.5%)だ。望遠側へズームすると歪曲はほとんど感じられない。
  • 周辺減光も同様だ。12mmの絞り開放で0.5-0.75EVの強い減光が発生する。35mmも同様でそれ以降は減少するが絞り開放からF5.6までは減光が発生する。
  • オートフォーカスは初期型と同じくインナーフォーカスだが、速度と正確さを補うためリニアモーター駆動を利用している。我々のテストにおいてAF性能が高速でとても静かなレンズだった。素晴らしい!
  • 最大撮影倍率は平均的だ。
  • 操作性は初期型と酷似しているが外観の仕上がりはサイズ・重量を変えることなくリニューアルされている。予想通りビルドクオリティは本当に素晴らしい。防塵防滴の金属鏡筒は小さく軽量で堅牢だ。
  • 明るい大口径ズームながらコンパクトなサイズはマイクロフォーサーズシステムのメリットと繋がるものだ。
  • ズームリングの回転角は程よく滑らかに動作する。ズーム操作で問題はない。
  • フォーカスリングはリブ付きのプラスチック製だ。
  • LUMIX G X VARIO 12-35mm/F2.8 ASPH./POWER O.I.S.:この初期型は本レンズと明らかに競合するレンズだが市場から消えつつある。
  • M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO:僅かに広いズームレンジと優れた画質のF2.8ズームとして最も類似した競合レンズだ。しかし、手振れ補正を搭載していない。
  • LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm F2.8-4.0 ASPH. POWER O.I.S.:F2.8ズームである点とLUMIXレンズに固執しないのであれば素晴らしい選択肢だ。換算12-240mmと汎用性が高い焦点距離をカバーしている。高速AF・手振れ補正・防塵防滴で価格は大差ない。
  • LUMIX G VARIO 12-32mm/F3.5-5.6 ASPH./MEGA O.I.S.:予算重視か信じられない程コンパクトなズームレンズが欲しいなら一考する価値がある。12mmで周辺減光が強いものの、絞り開放からとてもシャープなレンズだ。暗いレンズなので低照度での撮影に不向きだが、手振れ補正は搭載されてる。

初期型との差異は大きく無いが、高画質で信頼性のある古典的なズームレンズで多くのマイクロフォーサーズユーザーと相性が良い。外装はリニューアルされ、優れた画質とAF性能、軽量でコンパクトだ。900ドルと安いレンズでは無いが、ハイアマチュアやビデオグラファーのためのパフォーマンスと機能性が詰め込まれている。

とのこと。

レンズ構成が同じなので画質は変わらないみたいですね。Dual.I.S2対応や240fps駆動のオートフォーカスが購入のポイントとなってくるようです。現状で初期型とII型の価格差は少なく、新品を買うのであればII型を買っておいた方が間違い無さそうです。

とは言え、Dual.I.S2に対応していない小型ボディや古いボディのカメラであれば初期型の中古レンズは一つの選択肢と言えるかもしれません。

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