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オリンパスM.ZUIKO ED 8mm F1.8 PROは抜群の解像性能とコマ収差補正の明るい魚眼レンズ【海外の評価】

Lenstipがオリンパス「M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO」のレビューを掲載しています。

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唯一無二の明るい高性能魚眼レンズ

  • とても複雑な光学設計だが、一眼レフ用「ZUIKO DIGITAL ED 8mm F3.5 Fisheye」と比べて遥かに大きくも重いレンズでは無い。
  • 製造国は日本だ。
  • 鏡筒は全体的に金属パーツで構成されている。手に取った質感も良く、デザインはスタイリッシュだ。
  • 解像性能
    ・マイクロフォーサーズにおける最高の結果は約80lpmmだ。
    ・良像の基準値は44-45lpmmである。
    ・中央解像は拍手喝采だ。開放から何の問題も無いばかりか70lpmmと非常に高い数値だ。F2.8-F4ではレコードに近いパフォーマンスとなる。
    ・周辺解像は数値だけ見ると悪く見えるが、これは魚眼レンズとテストチャートの相性が良くないからだ。実際に撮影した写真を見れば開放付近ですでに良好なパフォーマンスであることが分かる。
  • 軸上色収差には何の問題も無い。
  • 倍率色収差は開放付近で0.1%に近いが、絞ると減少しF4以降は0.08%で安定する。これらの結果は低?中の間に位置する水準だ。心配する必要は無いだろう。
  • このような焦点距離で球面収差は確認するのが難しい。
  • 歪曲収差は魚眼レンズの特徴であり、大きくて問題は無い。ここでは-24.6%の樽型歪曲だ。
  • コマ収差の補正はとても良好で開放から無視できるレベルだ。拍手喝采!
  • 非点収差は11.8%と中程度の数値を示した。
  • 魚眼レンズの周辺減光を測定するのは難しい。それでもこのカテゴリを評価するとしたら、絞り開放でー1.8EVだ。大きな減光量だが、8mm F1.8という数値を考慮すると理解できるものだ。
  • 逆光耐性は複雑な光学設計を考えると悪く無いが良くも無い。
  • オートフォーカスは速すぎて正確な数値を計ることが出来ない。ピント全域を移動するのに0.3秒はかからない。

長所:堅牢で良好な仕上がりの鏡筒・F1.8と個性的な明るさ・センセーショナルな中央解像・目に見えない軸上色収差・倍率色収差の問題なし・わずかなコマ収差・高速で正確なAF

短所:周辺減光はもう少し良好でも良かった

とても優れたレンズだ。堅牢性と明るさを必要としベストな結果を求める場合は本レンズを、それらが必要なければ「7.5mm 1:3.5 UMC Fish-eye MFT」を選べば良いだろう。

価格は競合するレンズが存在しないため、高いのか安いのか判断が出来ない。

とのこと。

私が一度は手にして、手放したことを大後悔しているレンズです。数あるミラーレスマウントの中でも純正魚眼レンズをリリースしているのはマイクロフォーサーズ2社のみ。(+ソニーがコンバージョンレンズで対応)

レビューで述べられているように、コマ収差が良く抑えられている上にF1.8と明るいので星やイルミネーションの撮影にかなり便利。

防塵防滴仕様のため環境を選ばずに使用できる点もGood。ただし、Lenstipは指摘していませんが、前玉にフッ素コーティングが施されていません。滝や雨などで前玉に水滴が付くとブロアで吹き飛ばし辛いのが玉に瑕。

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