PhotoreviewがニコンZの交換レンズ「NIKKOR Z 24-70mm f/4 S」のレビューを掲載しています。
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全体的に優れたパフォーマンス
- 軽量で頑丈なマグネシウム合金を主として構成した鏡筒だ。
- 付属のレンズフードとレンズキャップはポリカーボネート製だ。
- ズームリングを操作して24mmから70mmに設定すると30mmほどレンズが伸びる。ズームリングの回転角は僅か50度だ。
- 電子制御のフォーカスリングは設定次第で露出補正や絞り値の操作も可能である。ハードストップは無く360度回転する。
- 製造国はタイのアユタヤ工場であり、同社のカメラやレンズの多くがこの場所で製造されている。
- Nikon Z 7との組み合わせにおいて、Imatestで良好なパフォーマンスを発揮した(NIKKOR Z 35mm F1.8 Sほどではないが)。中央解像は4540万画素の期待に沿うものでピークは35mm?50mm時のF5-F7.1だ。35mm F1.8Sのように焦点距離全域と大部分の絞り値で高い解像性能である。四隅は比較するとソフトで24mmの隅が最も甘い。回折はF10から影響が出始め、F16-F22で低下する。
- 倍率色収差は35mm F1.8Sより僅かに大きいが、「無視できる」領域に留まっている。
- ズームレンジ全域に歪曲はほとんど無い。対照的に周辺減光はすべての焦点距離で確認でき、望遠側で顕著だ。F5まで絞ると改善する。
- レンズフードとコーティングのお陰で逆光耐性は優れている。ゴーストは発生させるのが難しいほどだが、明るい光源がフレーム外にある場合に発生する可能性がある。
- ボケは滑らかで魅力的だ。ただし、玉ボケの縁撮りが見られ、絞るとより目立つようになる。
- 全体的なパフォーマンスのこのタイプのレンズとしては優れている。
- オートフォーカスは高速で静かだ。
とのこと。
私も手持ちの2470Sで色々と試してみましたが、解像性能に関しては概ね同意。回折の影響は少し早いなと感じています。開放付近のパフォーマンスは一眼レフ用単焦点並と言っても過言では無いかもしれません。
周辺減光は望遠側だけでなく24mm側でもやや大きい印象。歪曲は手持ちの環境でデジタル補正を切ることが出来なかったので評価が難しいところ。
逆光耐性はPhotoreviewが述べているようにとても良好。逆光で絞っても薄く小さなゴーストが発生する程度、鬼のような逆光た耐性。
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