Tokinaレンズ カメラ レンズ

トキナー opera 50mm F1.4 FF 交換レンズデータベース

このページでは一眼カメラ用交換レンズ「opera 50mm F1.4 FF」の情報を収集しています。

更新履歴

  • 2019-05-16:PhotographyBlogがレビューを掲載しています。
  • 2019-04-30:PhotographyBlogがサンプルギャラリーを掲載しています。
  • 2018-11-28:ePHOTOzineがレビューを掲載しています。
  • 2018-10-23:Lesnumeriqueがレビューを掲載しています。

レンズデータ

購入早見表

opera 50mm F1.4 FF Nikon
楽天市場 Amazon キタムラ Yahoo
opera 50mm F1.4 FF Canon
楽天市場 Amazon キタムラ Yahoo

レンズデータ

レンズ仕様

焦点距離 50mm
明るさ F1.4
対応フォーマット フルサイズ
最小絞り F16
レンズ構成 9群15枚
コーティング 新多層膜コーティング
ELRコーティング
画角 47.4°
フィルターサイズ Φ72mm
最短撮影距離 0.4m
マクロ最大倍率 0.18倍
フォーカス方式 インナーフォーカス
絞り羽根枚数 9枚
最大径×全長 107.5×Φ80mm
重量 950g
フード(付属) 花形バヨネットフード BH-726
PL 操作窓キャップ(付属) BH-726c
対応マウント ニコンFマウント JANコード:4961607634615
キヤノンEFマウント JANコード:4961607634608

MTFチャート

レンズ構成図

関連レンズ

海外の評価

Mobile01

高級レンズに匹敵する光学性能

  • 直径8cm、全長10.8cm、重量950gの一眼レフ用レンズだ。外装はマットなプラスチック製鏡筒でフォーカスリングはゴム製だ。全体的に高級感のあるクオリティだ。
  • 製造国はベトナムだ。
  • 無限遠を使った解像テスト
    ・中央は絞り開放から絞った時と遜色ないパフォーマンスを発揮する。F1.4~F1.8だと少し甘いが、F2.8まで絞ると許容範囲となり、F8まで絞ると中央から一貫したシャープネスとなる。
    ・四隅も非常に良好だ。絞り開放だと周辺減光は顕著だが解像性能に目立った低下は見られない。
  • オートフォーカスはそれほど高速では無い。大口径レンズだから仕方のないことだが、ハイエンドレンズはこれより高速なモデルもある。
  • 玉ボケは均質的で絞り羽根による影響は目立たない。
  • 絞り開放では軸上色収差によるパープルフリンジが僅かに目立つものの、F2.8まで絞ると大きく改善する。
  • ゴーストは小絞りを使った際にいくらか発生するがとても良好な逆光耐性だ。
  • 周辺減光はF1.4で目立ち、F2.8まで絞ると大きく改善する。
  • 歪曲補正は問題無い。

大きく重いレンズだが、パフォーマンスはとても良好だ。オートフォーカスは動く被写体に十分とは言えない速さだが、静止した被写体や歩く程度の動作であれば問題無い。パープルフリンジも注意すべきポイントだが、問題が発生する状況は限られている。

全体的に見て、パフォーマンスはキヤノンのLレンズ、ニコンの金環、ソニーGMに匹敵する良好なパフォーマンスだ。価格を考慮すると検討すべき価値のあるレンズである。

PhotographyBlog

防塵防滴と高い光学性能

  • 950g、10.8cmのサイズは標準単焦点として非常に大きいレンズだ。ツアイスOtusを除いてシグマ50mm F1.4 DG HSM Artなどよりも大きく重い。
  • EOS 5Ds Rのような一眼レフカメラと相性が良いものの、左手でレンズを支える必要がある。
  • ビルドクオリティは優れており、シグマのArtシリーズを彷彿とさせる。外装はプラスチックで金属製マウントだ。8点の防塵防滴仕様でカメラに匹敵する耐候性を備えている。
  • 機能的に欠けているのは光学手ぶれ補正くらいだろう。
  • オートフォーカスは高速でEOS 5Ds Rとの組み合わせで0.2秒で被写体をロックする。良い環境でも悪い環境でもハンチングする傾向は無かった。駆動音はとても静かで動画撮影に最適だ。
  • 色収差は完璧に補正されている。
  • 周辺減光はF1.4で目立つものの、F5.6で解消する。
  • ボケは我々の見解でとても素敵な描写だ。
  • シャープネス:
    ・中央:F2-F11まで高水準だ。
    ・四隅:中央ほどでは無いが、F4-F11でベストだ。

Tokina 50mm F1.4 FFはシグマ50mm F1.4 DG HSMを圧倒するほどのパフォーマンスでは無いが、シグマに無い防塵防滴仕様を備えている。

F2まで絞るとフレーム全域で非常にシャープとなり、色収差の痕跡はなく、歪曲はほとんど無い。絞り開放の明らかな周辺減光のみ問題となるだろう(他のレンズも同様だが)。

全体的にビルドクオリティは優れており、オートフォーカスは機能的で正確だ。

Opera 50mm F1.4 FFは我々がテストした最初のTokinaレンズとなったが、全体的な高いクオリティを考慮すると次回もあるはずだ。このブランドを体験する最適な一本となるはずだ。

ePHOTOzine

  • レンズは大きく重いが、特に問題無く手持ち撮影が可能だ。フード無しで890g、フードありで940gとなる。APS-Cカメラに装着するとアンバランスだ。
  • ビルドクオリティはとても高い。
  • フォーカスリングは幅広く、素早く滑らかに動作する。ペンタックスのクイックシフトフォーカスと同じくAF設定でもMFを利用可能だ。
  • オートフォーカスは僅かに振動するが、静かで高速、そして正確だ。
  • シャープネス:
    ・中央:F1.4-F2でvery good、F2.8-F11でexcellent、F16でvery goodだ。
    ・四隅:全ての絞り値でvery goodだ。
    ・たいへん賞賛すべきパフォーマンスであり、Otus 55mm F1.4に肉薄している。
  • 色収差の補正はとても良好だ。特に厳しいシチュエーションでも問題無い。
  • 歪曲は実質ゼロだ。-0.05%とマクロレンズに期待するような数値である。
  • ボケはゴージャスで超滑らかだ。素敵な被写体分離を実現している。
  • フレア耐性はとても良好で、フレアの発生を確認することが出来なかった。
  • 周辺減光は絞り開放の最も大きい場合で-1.2EVだ。他の絞り値では0.75EVとなる。

PENTAX D FA 50mm F1.4をエディターズチョイス賞と評価したように、このレンズも優れた光学性能だ。ハイクオリティなレンズの競争は激しいが、その中でもトキナーは最高のクオリティと非常に競争力のある価格設定を提示している。

長所:優れたシャープネス・とても均質なパフォーマンス・良好に補正された色収差・ゼロ歪曲・素敵で滑らかなボケ・高速で静かで正確なAF・防塵防滴・ビルドクオリティ・フルタイムマニュアルアル・逆光耐性

短所:価格・サイズ・手振れ補正無し

Lesnumerique

  • 非常に重たいレンズだがEOS 5Ds Rと組み合わせてファインダーを使えばまだバランスは取れている。
  • フォーカスリングはピント両端のノッチがもう少し強めのほうが良かった。ハードストップは無い。
  • フォーカスリングは幅広い。滑らかさ、柔らかさは我々がテストしてきたレンズの中でトップクラスとはいかないがざらついた操作性で無いのは確かだ。フルタイムマニュアルに対応しているのは良いポイントだ。
  • オートフォーカスはとても高速だが動作音が発生している。とても静かな駆動音とは言えない。
  • 解像性能:5Ds R
    ・中央:絞り開放から良好で絞ってもあまり変化しないが、F2.8まで絞るとピークに達する。
    ・四隅:絞り開放は中央と比べて劣っているが、F5.6-F11まで絞ると画質のピークとなる。
  • 歪曲は小さく良好だ。
  • 周辺減光はF1.4で目立ち、F2まで絞ると急速に低減しF2.8では無視出来るレベルだ。しかし、どの絞り値でも減光は解消しない。
  • 絞り開放のボケは美しいものだが、EF50mm F1.2Lのように四隅で口径食の影響による玉ボケの変形が見られる。
  • ハイライトの玉ボケ細部を確認すると幾らか玉ねぎボケの影響が見られる。
  • 絞ると効果的な18本の光芒が発生する。

強み:素敵なビルドクオリティ・静かで高速なAF・全体的な画質・フルタイムマニュアル

弱み:フォーカスリングの操作性・手振れ補正無し・絞り開放で四隅の画質が甘い

このレンズはハイエンドな単焦点としてリリースされ、ビルドクオリティや描写は確かにその地点に到達している。しかし、全体的なパフォーマンスは頂点に立つ競合レンズまで到達していない。

過去履歴

  • 2018-10-12:トキナーが10月26日発売とアナウンスしました。同時にキャッシュバックキャンペーンも展開するみたいですね。
  • 2018-09-21:海外で先行発表されたようです。追記:国内でも正式発表されました。
  • 2018-09-18:近日中に予約開始されるとのこと。量販店で税込126,900円とのことなので通販ではもう少し安くなりそうですね。10月下旬発売予定
  • 2018.2.28:公式発表されました。発売日は未定。
  • 2018.2.22:近日中に発表が予想される本レンズの噂が出始めたので専用ページを作成しました。現在更なる情報を収集中です。「FíRIN 20mm F2 FE AF」と異なり、こちらは発売まで時間がかかる模様。

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