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Mobile01がニコンの交換レンズ「NIKKOR Z 24mm f/1.8 S」のレビューを掲載しています。
- ニコンS-Lineシリーズらしいデザインのレンズだ。本体のフォーカスリングやレンズマウント周辺は金属パーツを使用している。その他部分は強化プラスチックだ。質感はとても良好である。
- フォーカスリングは良好なグリップである。
- 78mm×96.5mm 450gのレンズは85mm F1.8 Sに次いで2番目に重いF1.8 Sシリーズだ。
- 中国製の花形レンズフードが付属する。
- フィルター径は72mmであり、F1.8 Sシリーズとしては最も大きい。
- F値はF1.8?F16で動作する。
- ステッピングモーター駆動のオートフォーカスは静かで高速だ。
- 製造国は中国だが、レンズの組み立てについて気になる部位は無い。
- シャープネスはF1.8からF11まで非常に安定している。F16まで絞ると画質が顕著にソフトとなる。フレーム隅は周辺減光の影響が強く、少しソフトだ。F4まで絞ると良くなる。
- 色収差はF2.8まで絞ると目立たなくなる。
- ナノコーティングが施されているが、逆光ではわずかにゴーストが発生する。
- F5.6まで絞ると光条が発生し始め、F8~F16でシャープな光条となる。
- 玉ボケは口径食の影響を受けているが、F2.2まで絞ると解消する。
- ニコンの主張通り、コマ収差は良好に補正されている。
- 周辺減光は絞り開放で目立つ。F4まで絞ることで改善する。
- 歪曲収差はいくらか残存しており、デジタル補正で調整している。
柔らかいボケ、優れた色収差補正、心地よい光条、コマ収差補正、良好なフォーカス速度の広角レンズだ。欠点は逆光耐性くらいだろう。F1.8 Sシリーズでは最も高価なので、来年登場予定の20mm F1.8 Sと良く考えてから購入したい。
とのこと。
実際に作例を確認してみると、逆光時にゴーストが発生していることが分かります。とは言え、24mm広角レンズとしてはフレアが良く抑えられ良好なパフォーマンスのように見えます。逆光耐性が全体的に優れたS-lineシリーズとしては少し気になるポイントかもしれません。
シャープネスや諸収差の補正が良好で、特にこの画角としてはコマ収差補正が良さそうです。周辺減光はいくらか目に付きますが、減光が問題なければ絞り開放から使いやすい24mmですね。
ニコンNIKKOR Z 24mm f/1.8 S交換レンズデータベース
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