PhotographyBlogがニコンのZマウント交換レンズ「NIKKOR Z 35mm f/1.8 S」のレビューを掲載しています。
Z 50mmが待ちきれなくなるレンズ
- NIKKOR Zのレンズ3本は全て同サイズとなっている。このため同時に発売されたNIKKO Z 35mm F1.8 Sは24-70mm F4と同じサイズだ。
- ミラーレス用の単焦点としては大きいレンズだが、広角F1.8と考えると比較的軽量だ。一眼レフ用のAF-S 35mm F1.8Gよりも僅かに重い。
- ビルドクオリティは優れており、Nikon Z 7と組み合わせた時のバランスは取れている。片手でも操作可能だ。
- マニュアルフォーカスリングはレンズ鏡筒の大部分を占めている。グリップしやすく、動作は緩すぎず硬すぎず絶妙だ。
- 電子制御のフォーカスリングであるため両端にハードストップは存在しない。カメラの設定次第は露出補正や絞り値の設定が可能だ。
- オートフォーカスは高速で静かだ。動画撮影にも適している。
- 色収差の発生は極僅かで見つけるのがとても難しい程だ。
- 周辺減光は目立つが、Fマウント用レンズと比べて遥かに目立たない優れたパフォーマンスだ。
- 歪曲は最小限に抑えられている。
- ボケは滑らかでクリーミーな描写だ。
- 中央解像はF1.8からvery goodで、絞り値全域で見事なシャープさを発揮する。F11で細かくチェックすると少しソフトとなり、F16でさらにソフトとなる。
- 周辺解像もvery goodだがベストな結果はF8-F11の間である。
Nikon Z 7との組み合わせは素晴らしい。シャープさと心地よいボケが組み合わさり、ポートレートや被写体分離に向いている。決して小さなレンズでは無いが、Z 7と組み合わせたシステムサイズはストリートフォトに向いている。
NIKKOR Z 35mm F1.8のテスト結果を考えると年末に登場するNIKKOR Z 50mm F1.8 Sが待ちきれない。
とのこと。全体的に良好なパフォーマンスのレンズのようです。
実写作例を確認してみると、解像性能は当然のように優れている上に色収差がとても良好に補正されているように感じます。シビアな条件でもおそらく目立たないはず。
ボケは接写のみならず、少し距離を取った場合でも綺麗な描写を維持していますね。これはなかなか素晴らしい特性。
周辺減光はFマウントレンズよりも少ない模様。PhotographyBlogはAF-S 35mm F1.8Gのレビューも掲載していますが、周辺減光チェック時の撮影状況が異なるのでなんとも言えないところ。色収差の補正はかなり差が出ているように見えます。
総合評価は4.5点。画質は満点ですが、価格と操作性(本レンズはフォーカスリングしかないため)で少し点数を下げているみたいですね。
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