DxOMarkがニコンのフルサイズミラーレス「Nikon Z 6」のセンサースコアとレビューを掲載しています。
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優れた低照度ISO性能
総合 色深度 DR 低照度ISO Z 6 95 25.3 14.3 3299 D850 100 26.4 14.6 2660 α7R III 100 26.0 14.7 3523 D810 97 25.7 14.8 2853 K-1 96 25.4 14.6 3280 α7 III 96 25.0 14.7 3730 D600 94 25.1 14.2 2980
- 主な強みは低照度ISO3299だ。これは我々がテストした2400万画素センサーのベストスコアに近い性能である。
- 14.3EVのダイナミックレンジと25.3bitの色深度は風景、スタジオ、ポートレート、ストリートなど、高解像が必要でない場合は幅広いジャンルに適している。
- α7 IIIやD750、D610など、2400万画素センサーのカメラと色深度とダイナミックレンジは同等だ。D810やK-1、D850やα7R IIIなど第2世代、第3世代の高解像センサーと比べるとやや劣っている。ただし、これは主に低感度のベースISOで生じる性能差だ。
- 低照度ISOは最高クラスのα7 IIIにとても近い性能だ。
- 色深度についてZ 6・D750・α7 IIIで顕著な違いは見られない。
- ダイナミックレンジはD750比でISO400以降に1EVの違いを示している。α7 IIIとは似た傾向だが、ISO400-800にかけて0.5EVの優位性を示している。
- 低照度ISO性能はZ 6・α7 III・D750の3台とも非常によく似ている。
2014年のD750に搭載されたセンサーより僅かに優れるのみだが、273点像面位相差AFシステムを実装しつつα7 IIIと同等のパフォーマンスを発揮している。バランスの取れたISO特性のため、従来の2400万画素センサーよりも幅広い用途に適している。
とのこと。
期待に違わぬセンサー性能を備えているようですね。センサー性能の向上が頭打ちとなっており競合他社と比べて抜群のパフォーマンスと言う訳ではありません。しかし、ここまでの性能があれば十分と言うことが出来そうです。
「画質」のみで言うと、10万円台で購入できるD810やPENTAX K-1のコストパフォーマンスが光るかもしれません。大口径・ショートフランジバックが光るNikon Z 6は今後のレンズラインアップ次第と言ったところですね。
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