OLYMPUS OM-D OM-D E-M1 Mark III 海外の評価

オリンパス OM-D E-M1 Mark IIIは画期的な新型モデルでは無いが堅実で多目的なカメラ

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IMAGING RESOURCEがオリンパス製ミラーレス「OM-D E-M1 Mark III」のレビューを掲載しています。

Olympus E-M1 Mark III Field Test

IMAGING RESOURCE:Olympus E-M1 Mark III Field Test

ボディ・操作性

  • E-M1 Mark IIと比べて変更点はそれほど大きく無い。ボディデザインはほぼ同じ、従来通り2000万画素センサーを使用している。もちろん、E-M1 IIが大好きだったのでこれは良いことだ。
  • 新しい画像処理エンジン「TruePic IX」を使用しており、E-M1Xのパフォーマンスの大部分を引き継いでいる。より優れたボディ内手ぶれ補正を含めて、小型軽量ながら非常にしっかりとしたカメラだ。
  • 目新しいOM-Dを見てみたかった人にとっては少しがっかりするかもしれない。長く使用している2000万画素センサーは従来通りだ。とは言え、依然として優れた画質であり、素晴らしい4K動画や連写性能・AFを備えている。それに手ぶれ補正は完全に次元を超えている。
  • 最初に手に取った際の印象はE-M1 Mark IIだった。サイズ・形状・エルゴノミクスにほとんど変化は無い。E-M1 Mark II用のRRSカメラプレート・Lブラケットでさえ装着可能だ。新型カメラと言えば、物理的な変化を期待してしまうので、最初はがっかりするかもしれない。
  • 従来通りのデザインなので、Mark IIIを手にした瞬間から撮影を開始することが出来た。
  • ボタンがいくらか移動しているものの、ほとんどの操作は同じままだ。以前にメニューボタンだった場所にINFOボタンが配置されている。Mark IIの操作に慣れていると誤ってINFOボタンを押してしまう。
  • E-M1 Mark IIには専用のISOボタンが無かったが、E-M1 Mark IIIはFn2ボタンがISOボタンとして割り当てられている。
  • 絶対的な耐候性は従来通りだ。さらにIPX1規格に準拠している。個人的なE-M1 Mark IIは落下して川に水没したことがあったが、問題無く動作している。
  • カメラプレートやバッテリーグリップなどのアクセサリを使い回すことが可能だ。

画質

  • 心臓部はお馴染みの像面位相差AF対応 2000万画素 LiveMOSだ。E-M1 Mark IIやE-M1Xで使われている2016年に登場したセンサーである。未だに同じセンサーを使っているのは少しがっかりだが、大部分の状況でこれ以上の解像度は必要無い。
  • ただし、画像処理エンジンは「TruePic IX」に置き換わっている。これはE-M1 Mark IIIで導入された新しいプロセッサーだ。デュアルプロセッサーを搭載しているE-M1Xの機能「手持ちハイレゾショット」「低感度処理設定」などを実装している。
  • セカンダリプロセッサーが無いのでAIベースのインテリジェント被写体認識には対応してない。今のところE-M1X独自機能だ。
  • 画質はE-M1XやE-M1 Mark IIと似ている。マイクロフォーサーズの中ではトップクラスの優れた画質だ。
  • ISO 3200前後までノイズリダクション「低」「標準」で鮮明なディテールと十分にノイズを抑えた画質となる。緊急的にISO 6400を使うこともあるが、この設定値だとノイズが大きくなり画質が著しく低下する。個人的にノイズリダクションは「低」が好みだ。
  • JPEG出力では赤が少し飽和しやすいように見える。
  • 測光機能は従来と同じだ。大部分の状況で効果的だが、逆光では被写体が暗くなるので露出補正の必要があった。

体験談・新機能

  • 野生動物の撮影でE-M1シリーズはお気に入りのカメラシステムだ。軽量で耐候性があり、特に望遠レンズがAPS-Cやフルサイズより明らかに小さくまとまっている。携帯性と耐候性はコスタリカのような環境では特に重要だ。
  • 森林では影が多くISO感度が上がりがちだ。しかし、強力な手ぶれ補正でISO感度の上昇を押せることが出来た。
  • 300mm F4 IS PROとの組み合わせで本当に素晴らしいシステムとなる。×2.0テレコンと組み合わせることで換算1200mmの手持ち撮影が可能だ。ただし、画角が狭いので被写体のフレーミングは技術が必要だ。換算1200mmの画角を1/100秒で撮影できる。
  • シャッタースピードが必要な場合、必然的にISO感度を上げることになる。このような場合はラージフォーマットセンサーと比べて画質が見劣りする。幸いにも私が撮影する野生動物の大部分はゆっくりと動いていた。全体的に、長所と短所を比較検討する必要がある。
  • 高解像な手持ちハイレゾショットに対応しているが、依然として有用性は限られている。被写体が完全に静止している必要がある。物撮り・マクロ・建築などの被写体で特に有効だ。
  • ライブND機能により三脚やNDフィルターが必要無くなるのは便利で楽しい。ただし、ND効果は最大5EVなので本当に長秒撮影したい時には力不足となる。

オートフォーカス・連写

  • インテリジェント被写体認識を除いてE-M1Xと同じ121点 AFシステムだ。E-M1Xと同じくらい機敏で高速だ。新しいAFシステムでは無いが、静止体・暗所・野生動物・野鳥・サーファーなど、様々な被写体を簡単に撮影できる。
  • S-AFは高速かつ正確だ。C-AFはE-M1XやE-M1 Mark IIと同じくらい見事で応答性が高い。
  • 密林ではAFジョイスティックとスモールAFポイントが役に立つ。邪魔な木々の隙間を縫って被写体へフォーカスすることが可能だ。
  • 最速では無いが、追従18コマ秒の連写が可能である。大部分のアクションシーンで十分な連写速度のはずだ。バッファクリア速度は十分で、書き込みに待たされることは無かった。
  • E-M1XのようにデュアルUHS-IIに対応しなかったのは少し残念だが、これが撮影に大きな影響を与えることは無い。
  • 星空AFの実装で星空へのオートフォーカスが遥かに簡単となっている。撮影条件が悪かったものの、とても良好に動作した。手持ち撮影に適した「速度優先モード」と三脚撮影に適した「精度優先モード」がある。AFモード変更で簡単に利用できるため、Liveコンポジットなどと組み合わせて使うことも可能だ。

E-M1 Mark IIと劇的な違いは無いが、優れたカメラの改良モデルに違いない。Mark IIユーザーはより大きな変化を期待していたかもしれないが、本当に多目的でしっかりとしたカメラシステムだ。

Mark IIユーザーの乗り換えには適していないかもしれないが、古いOM-DやE-M1Xに手が届かない場合は検討すべき魅力的な選択肢だ。

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とのこと。
私はE-M1・E-M1 Mark II・E-M1X・E-M1 Mark IIIと使っており、全体的に同意見です。OM-D E-M1 Mark IIIは新鮮味のある新型ではありませんが、細かい改良点が多いです。使い込み、カメラの使い方を煮詰めることでE-M1 Mark IIとの違いを感じることが出来るはず。

個人的に大きいなと感じたのは「カスタムモードの追加」「カスタムモード設定保持」「手持ちハイレゾ・ライブND」「マイメニュー」「EVFの見映え(仕様に変更無いものの味付けが変わっている気がする)」「AFグループエリアのカスタマイズ」「マルチセレクター」「USB充電・給電」「ISO専用ボタン」と言ったところ。
E-M1 Mark IIとほぼ同じコントロールレイアウトですが、感覚的にはE-M1X寄り。

プロキャプチャーを使うとあっと言う間にバッファが詰まるので、この点でもう少しバッファが増えると良かったかなと…。

センサーは仕方ない部分があるとして、ファインダーとモニターのパネルはアップグレードできなかったの?と感じるのが正直なところ。ファインダーは何故か見栄えが良くなったように見えますが、19万円の2020年モデルとしては解像度が足らない印象。

ただしE-M1 Mark IIの時と違い、発売から2万円のキャッシュバックキャンペーンを展開しているので実質的に17万円。E-M1 Mark IIとの価格差・機能性の違いを考慮すると妥当なところじゃないかと思うのです。

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