DPReviewが「NIKKOR Z 17-28mm f/2.8」のサンプルギャラリーを公開

DPReviewがニコン「NIKKOR Z 17-28mm f/2.8」のサンプルギャラリーを公開。今回はニコン初のスタッフがZ 7と組み合わせて50枚の写真を撮影したようですね。主に結婚式の会場を撮影しています。

DPReview：Nikon 17-28mm F2.8 sample gallery

数週間前、私はニコンの新しいレンズ「17-28mm F2.8」を受け取り、いくつかのサンプル写真を撮影した。私は喜んで撮影しようとしたが、天候が優れない日が続いた。

ありがたいことに、私の兄が結婚式を控えていたので、我々はこの週末まで我慢し、Z 7IIにレンズを装着し、イベント中にいくつかの写真を撮影した。

全体的に、このレンズでの撮影体験は楽しいものだった。ニコン製のフルサイズカメラ（一眼レフ、ミラーレス）で撮影するのは初めてだが、このレンズはZ 7IIとの組み合わせでしっかりとした広角レンズのようだ。オートフォーカスは私が見た限りでは信じられないほど速く、AFモーターの作動音を聞いた覚えはない。

物理的なAF/MFスイッチを省略しているのは好ましくないが、ボディ側の「i」メニューにより、AFとMFの切り替えがかなり簡単にできるようになった。

また、コントロールリングはマニュアルフォーカスリングとしても機能するが、信じられないほど狭く、使用感はあまりよくない。とはいえ、このレンズは主にオートフォーカスで使用するように設計されており、その点では優れている。

開放F値がF2.8と大口径ながら、驚くほど軽い。

JPEG画像は、Capture Oneのこのレンズ用プロファイルによる標準的なシャープネス処理と画像補正以外、一切処理をしていない。

とのこと。
タムロン「17-28mm F/2.8 Di III RXD」のOEMとも囁かれている、手ごろな価格の大口径広角ズームレンズですね。本家と比べると高めですが、NIKKORブランドのF2.8ズームを10万円台で入手することが可能。ニコン謹製ほどではないかもしれませんが、光学性能で悪い話はあまり聞かないレンズです。

今回は試用期間と天候がうまく合わなかったらしく、写真は結婚式会場のカットがほとんどとなっています。インテリアと広角ズームの相性は良さそうですが、風景シーンなどの結果を確認したい場合は他をあたる必要あり。

今回の写真を見る限りでは、これと言って顕著な弱点がなさそうに見えます。ズーム全域で安定感のある結果が得られ、接写時はボケが滑らかで綺麗。玉ボケにおける非球面レンズのムラは目立ちません。フレーム周辺部の倍率色収差が状況によって目立つかもしれない兆候はありますが、これは他のサイトのサンプルも確認してみたいところ。

ニコン NIKKOR Z 17-28mm f/2.8 最新情報まとめ

NIKKOR Z 17-28mm f/2.8
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レンズの仕様

レンズの仕様
発売日	2022年10月28日	初値	¥148,500
マウント	Z	最短撮影距離	0.19- 0.26m
フォーマット	35mm	最大撮影倍率	0.19倍
焦点距離	17-28mm	フィルター径	67mm
レンズ構成	11群13枚	手ぶれ補正	-
開放絞り	F2.8	テレコン	-
最小絞り	F22	コーティング	不明
絞り羽根	9枚
サイズ・重量など
サイズ	φ75×101mm	防塵防滴	対応
重量	450g	AF	STM
その他	-
付属品
レンズフード・キャップ