PhotographyBlogがカールツアイスの交換レンズ「ZEISS Otus 1.4/100」のレビューを掲載しています。
重くて高価だが写りは最高
- ニコン版で1336g、キヤノン版で1405gと非常に重いレンズだ。間違いなく両手で支える必要がある。
- ボディ内手ぶれ補正搭載カメラのようにスローシャッターの手持ち撮影は出来ない。
- 総金属製で最高のビルドクオリティだ。
- 幅広いフォーカスリングは回転角が大きくピント合わせが簡単となるが、そもそも100mm F1.4のマニュアルフォーカスが難しい。いくらか慣れが必要だ。
- 色収差が問題となることはほとんど無い。ただし、等倍で確認すると極僅かな色づきを見つけることがある。
- 大口径レンズから予想できる周辺減光が発生する。フラットな被写体を撮影すると減光が目に付くかもしれないが、実写ではそれほど目につかない。F2まで絞ると改善し、F4で解消する。
- ボケの評価には個人差があると思うが、我々の見解としては美しく自然だ。
- シャープネス:
・中央:F1.4から優れており、F2まで絞ると際立ったシャープネスとなる。F8で回折の影響が出始めるまでの間は同水準を維持している。
・四隅:F4-F11で最良の結果を得ることが出来るが、絞り値全域で優れたシャープネスだ。多くのツアイスレンズと同様、大きく重く、そして高価だが本当に美しい結果を出すことが出来るレンズだ。マニュアルフォーカスに慣れたフォトグラファーでもピント合わせは苦戦するかもしれないが、その労力と時間は並外れた画質で報われることだろう。
一眼レフを使ったピント合わせは非常に難しいかもしれないが、ボディ内手ぶれ補正やピーキングを利用できるミラーレスでは操作が簡単となる。クリエイティブな写真を撮るための素晴らしい選択肢だ。
マニュアルフォーカスや高い価格設定が問題無ければこの焦点距離でこれ以上のレンズは無いだろう。大多数の人はニコンやシグマの105mmがより適しているはずだ。
とのこと。
少し離れた被写体でも紙の様に薄い被写界深度となるのでマニュアルフォーカスはとても難しいことでしょう。ミラーレスで拡大やピーキングを駆使しながら使うのが良さそうです。
画質は作例やサンプルイメージを確認するかぎりとても良好である模様。画質を考慮してもかなり高価なレンズに違いありませんが、究極を求めるのであれば一つの選択肢となりそうですね。
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