Sony Alpha Blogが「PERGEAR 10mm F5.6 Fisheye」のレビューを公開。手ごろな価格の小型軽量な魚眼レンズですが、フレームの大部分がシャープで、使って楽しいレンズと評価しています。
Sony Alpha Blog:Pergear 10mm F5.6
外観・構造:
- ビルドクオリティは良好だ。
- 金属製のレンズキャップは被せ式である。
- レンズフードは本体に固定されている。
携帯性:
- 全長30mmのF値固定パンケーキレンズだ。
操作性:
フォーカス:
手ぶれ補正:
解像性能:
- 2400万画素のα6000でテストした。
- 驚いたことに無限遠で優れた中央解像が得られる。
- フレーム端も平均的だ。
- 近距離の結果も非常に良好である。
像面湾曲:
- 記載なし。
ボケ:
- 10mm F5.6でボケは期待できないが、最短撮影距離で背景をぼかすことが出来る。
- コントラストは良好だ。
- 発色はとても良好である。
色収差:
- F5.6でも色収差が発生する。
球面収差:
- 記載なし。
歪曲収差:
- 魚眼レンズのため強い歪曲が残っている。
周辺減光:
- 目に付くが簡単に修正可能だ。
コマ収差:
- 記載なし。
逆光耐性:
- 逆光耐性は平凡だ。
総評
楽しく使える個性的な魚眼レンズだ。非常に小型軽量で手ごろな価格である。発色はとても良好で、フレームの大部分は良好なシャープネスである。弱点はフレーム端のソフトさと逆光耐性、色収差の補正状態だ。強くおススメできるレンズである。
とのこと。
小型軽量で低価格な魚眼レンズですが、大部分で良好な解像性能を発揮する模様。色収差や逆光耐性は部分的に問題が見られるものの、価格設定を考慮すると妥協すべきポイントかもしれませんね。国内でも1万円以下で購入することが可能(Amazon・PERGEAR)。
私もZ fcと組み合わせて使ったことがあります。全体的な印象はSony Alpha Blogと概ね同じで、小型軽量ながら全体的にシャープで、コストパフォーマンスの高い魚眼レンズと感じました。逆光耐性はSABで言及しているほど悪くないと思いますが、フレアが発生する時は盛大にコントラストが低下するので注意が必要です。
ついでに言えば「F5.6」で絞りが固定されているので、被写界深度を深めたり、絞って光学性能を改善したり、光条を発生させることが出来ません。特に綺麗な光条を作り出せないのは個人的に気になるポイントでした。それでも1万円以下の魚眼レンズとしてはおススメしやすい。
PERGEAR 10mm F5.6 Fisheye 最新情報まとめ
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