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RF100-300mm F2.8 L IS USM プロ仕様の新たな基準を打ち立てる一品

Phototrendが「RF100-300mm F2.8 L IS USM」のレビューを公開。画質と多用途性を兼ね備えた卓越したレンズでプロ仕様の新たな基準を打ち立てる一品と評価。エクステンダー装着時も画質低下は僅かとのこと。

Phototrend:Test Canon RF 100-300 mm f/2,8 L IS USM : la nouvelle référence des télézooms professionnels

  • 外観:白いコートと赤いエッジが特徴の高級感あふれるデザイン。仕上げや操作部の質感は完璧。三脚座が付属。
  • 構造:マグネシウム合金製で堅牢。テレコンバーターと互換性あり。フィルター径は112mm(ドロップインではない)。防塵防滴。
  • 携帯性:比較的軽量だが、一脚があると便利。旅行向きではない。
  • 操作性:ズームリングは滑らかで正確。プリセット機能により特定距離の記録・呼び出しが可能。
  • AF:動体や難条件下でも高速・高精度。40fpsでも安定した追従性能を発揮。
  • MF:記載なし。
  • 手ぶれ補正:光学補正で5.5段、IBIS連携で6段の効果。手持ち撮影でも安定した結果を実現。
  • 解像性能:開放からフレーム全域で高いシャープネス。絞るとさらに向上。2xエクステンダー使用時はわずかに低下。
  • 像面湾曲:記載なし。
  • ボケ:滑らかでクリーミー。
  • 軸上色収差:F2.8からほとんどなく、F4で完全解消。
  • 倍率色収差:記載なし。
  • 球面収差:記載なし。
  • 歪曲収差:糸巻き型がわずかに見られるが抑制されている。
  • 周辺減光:広角端と望遠端で開放時に目立つ。
  • コマ収差:記載なし。
  • 逆光耐性:記載なし。
  • 光条:記載なし。
  • 作例集:リサイズのみ。
  • 総評:画質と多用途性を兼ね備えた卓越したレンズ。F2.8の明るさで困難な環境でも高い性能を発揮。価格(11,999ユーロ)は非常に高額だが、プロ仕様の新たな基準を打ち立てる一品。RFマウントでは競合なし。
  • 競合について:現時点でRF マウントに同等のレンズがない。
  • 備考

とのこと。
キヤノン初となる100-300mmをF2.8でカバーする大口径の望遠ズームレンズですね。大きく重く、価格は100万円を超えていますが、300mm F2.8をズームでカバーしつつ、テレコンバージョンレンズで「140-420mm F4」や「200-600mm F5.6」としても利用できるのは魅力的。このようなレンズが必要となる現場では魅力的な選択肢と感じるかもしれません。

Phototrendのレビューでは、高価ながら競合不在の高品質なプロフェッショナルレンズに仕上がっているようです。ズーム全域で優れた解像性能を発揮し、×2 エクステンダー装着時でも望遠端の画質低下は僅かとのこと。

販売価格(135万円)と納期が問題となっていましたが、少なくとも納期は以前と比べて改善傾向にある模様。レビューでも指摘しているうように、ドロップインフィルター非対応は気を付けたいポイントですね。112mmの巨大な円形フィルターが必要となります。

キヤノン RF100-300mm F2.8 L IS USM 最新情報まとめ

レンズの仕様

レンズの仕様
発売日 2023年5月下旬 初値 1,354,320円
マウント RF 最短撮影距離 1.8m
フォーマット フルサイズ 最大撮影倍率 0.06-0.16
焦点距離 100-300mm フィルター径 112mm
レンズ構成 18群23枚 手ぶれ補正 5.5段
開放絞り F2.8 テレコン 対応
最小絞り F22 コーティング AS / F
絞り羽根 9枚
サイズ・重量など
サイズ φ128mm×323.4mm 防塵防滴 対応
重量 約2590g AF NanoUSM
その他
付属品
フード・キャップ・ケース

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