Digital Camera Worldがコシナ「Super Wide-Heliar 15mm F4.5 Aspherical」ニコンZマウント用のレビューを公開。小型軽量な超広角レンズですが、実写では良好な光学性能を発揮する模様。
Digital Camera World：Voigtländer 15mm f/4.5 Super Wide-Heliar Z Aspherical review
- 外観：ヴィンテージレンズのような外観。58mmフィルターに対応。
- 構造：電子接点に対応。金属製の鏡筒・フード・マウント。防塵防滴ではない。
- 携帯性：15mmとしては小型軽量。
- 操作性：絞りはレンズ側でのみ操作可能。滑らかで心地よい操作の絞り・フォーカスリング。
- AF：非対応。
- MF：0.126mまでピント合わせが可能。被写界深度とピント距離の表示あり。
- 手ぶれ補正：
- 解像性能：予想を上回る性能。ラボテストでも中央は優れた結果が得られ、周辺部や隅も実写では優れたシャープネス。
- 像面湾曲：記載なし。
- ボケ：記載なし。
- 軸上色収差：記載なし。
- 倍率色収差：平凡な数値だが、カメラ内で自動補正が可能。
- 球面収差：記載なし。
- 歪曲収差：無視できる程度。
- 周辺減光：小型軽量ながら絞り開放でも大きな問題ではない。
- コマ収差：記載なし。
- 逆光耐性：優れた性能。
- 光条：魅力的な描写。
- 作例集：リサイズのみ。
- 総評：超広角レンズながら小型軽量で魔法のような光学設計のレンズ。マニュアルレンズだが、被写界深度が不快ので問題とならない。光学性能は優れ、非常に競争力のある価格設定。
- 競合について：記載なし。
- 備考：
とのこと。
フルサイズ対応の超広角15mmレンズながら、φ67.6×67.0で290gと小型軽量な単焦点レンズですね。定型チャートとの相性は悪いものの、実写ではフレーム隅まで優れた解像性能を発揮する模様。MFレンズですが、気軽に超広角レンズを携帯したい人にとって面白い選択肢となりそう。登場して間もないレンズであり、参考にできるユーザー投稿は少ないものの、FlickrにはソニーEマウント用の15mm F4.5を使った投稿が4千枚以上公開されています。光学系に大きな差はないため、参考になるかもしれません。それらを確認した限りでは、周辺部まで確かにシャープで絞ると綺麗な光条が得られているように見えます。
コシナ Super Wide-Heliar 15mm F4.5 Aspherical 最新情報まとめ
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レンズの仕様
- フォーマット：フルサイズ
- マウント：Z
- 焦点距離：15mm
- 絞り値：F4.5-F22
- 絞り羽根：10枚
- レンズ構成：9群11枚
- 最短撮影距離：0.126m
- 最大撮影倍率：1:4
- フィルター径：58mm
- サイズ：φ67.6×67.0
- 重量：290g
- 防塵防滴：-
- AF：MF
- 手ぶれ補正：-
- その他機能：
・電子接点あり
・絞りリング
・レンズフード一体型