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TTArtisan AF 56mm F1.8 安価な中望遠としてはおすすめできるレンズ

Sony Alpha Blogが「TTArtisan AF 56mm F1.8」のレビューを公開。抜群の解像性能ではないものの、ボケが柔らかい描写で、手頃な価格のレンズと評価。低コストの56mmを探しているのならおススメできるとのこと。

Sony Alpha Blog:TTArtisan 56mm F1.8

  • 外観:ビルドクオリティはまずまず。特殊な形状のフードでキャップの併用は不可。
  • 構造:リアキャップにUSBポートがあり、ファームウェア更新に対応。
  • 携帯性:軽量だが小型ではない。
  • 操作性:フォーカスリングのみ。エルゴノミクスは最小限。
  • AF:高速かつ静か。瞳AFは近距離でピントが合わない場合がある。動画AFに問題はないが改善の余地はある。
  • MF:フォーカスブリージングが目に見える。
  • 手ぶれ補正:記載なし。
  • 解像性能:中央はF1.8からGood、F4でExcellent。隅は平凡で、一貫性を確保するにはF8まで絞る必要がある。遠景ではF1.8から良好で、F5.6で優れた結果。
  • 像面湾曲:記載なし。
  • ボケ:F1.8で良好な玉ボケだが、F4で角ばる。後ボケはとても柔らかい描写。
  • 軸上色収差:穏やか。
  • 倍率色収差:穏やか。
  • 球面収差:記載なし。
  • 歪曲収差:とても小さな糸巻き型。
  • 周辺減光:F1.8でかなり目立ち、F8で解消する。
  • コマ収差:記載なし。
  • 逆光耐性:平凡。
  • 光条:F16でいくらか発生する。
  • 作例集
  • 総評:最も安い56mm。解像性能とボケ味は価格を考慮すると良好なパフォーマンス。予算に限りがないのならVILTROXやSIGMAのほうが良いが、低予算であればおススメできるレンズ。
  • 競合について:最も安価で軽量。解像性能やAFはVILTROXやSIGMAほどではない。
  • 備考

とのこと。
TTArtisan2本目となるF1.8レンズ。33mm F1.8と同じく手頃な価格を実現しており、特にAPS-C 56mmの単焦点レンズとしては買いやすい価格設定となっています。TTArtisanの後に登場した「VILTROX AF 56mm F1.7」が強力なライバルとなりそうですが、金属鏡筒や独特なレンズフードが魅力的であればTTArtisanを検討する価値がありそう。

Sony Alpha Blogのレビューでは、価格を考慮すると良好な光学性能やAFに仕上がっているようです。ベストの選択肢ではないものの、「これくらいでいい」という人は多いかもしれません。

私は富士フイルムXマウントのプリプロダクションモデルを使わせてもらっています。全体的な印象はSARと同じ。そこそこの解像性能で、この価格帯としては綺麗なボケ味のレンズという印象です。ボケを意識した写真を撮るのであれば、コストパフォーマンスの高いレンズになるのかなと思います。

銘匠光学 TTArtisan AF 56mm F1.8 最新情報まとめ

TTArtisan AF 56mm F1.8
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レンズの仕様

  • フォーマット:APS-C
  • マウント:E / X /Z
  • 焦点距離:56mm
  • 絞り値:F1.8-F16
  • 絞り羽根:9枚
  • レンズ構成:9群10枚
    超低分散レンズ1枚・高屈折率レンズ2枚
  • 最短撮影距離:0.5m
  • 最大撮影倍率:不明
  • フィルター径:52mm
  • サイズ:φ65×62mm
  • 重量:233-245g
  • 防塵防滴:-
  • AF:STM
  • 手ぶれ補正:-
  • その他機能:
    ・金属外装
    ・電子接点付きレンズキャップ

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