Admiring Lightがフジフイルムの交換レンズ「XF16mmF1.4 R WR」のレビューを掲載しています。
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光学的な欠点はコマ収差補正のみ
- XFレンズらしい設計思想のデザインで23mm F1.4に最も似ているが少し長く、僅かに大きい。
- 総金属製の鏡筒にフォーカスクラッチ機構を備えたフォーカスリングがある。全体的にビルドクオリティは素晴らしい。私が使ったXFレンズの中では最も頑丈に作られたレンズのように感じる。
- やや大きなレンズなので少し握りやすいカメラが欲しいと感じるだろう。
- 防塵防滴はしっかり機能している。
- レンズフードは大きすぎず、優れた遮光性と保護性を兼ねている。
- フォーカスリングは14mm F2.8や23mm F1.4と同じくフォーカスクラッチ構造を備えている。抵抗感は弱いが動作は滑らかだ。
- 絞りリングは最近のWRズームレンズよりも緩く、23mm F1.4と似ている。なぜフジフイルムは絞りリングの抵抗感を統一しないのか不思議でならない。
- オートフォーカスはズームレンズのようなリニアモーターでは無いが、とても優れている。ロックまで素早く、静かだ。よく聴いてみるといくらかノイズが出ている。
- とてもシャープなレンズだ。F1.4からフレーム全域で高解像だが四隅のみある程度ソフトとなる。F2.8~F5.6まで絞ると四隅はとても優れた水準まで改善する。本当に素晴らしいパフォーマンスだ。
- ボケ味はとても良好だ。玉ボケには少し縁取りがあるものの滑らかな描写である。
- 特筆すべきは一貫して豊かな発色とコントラストだ。私が見た限りでは絞り値に関わらず同程度を維持している。豊かで活気に満ちており、そして大胆だ。正直なところツアイスを彷彿とさせる。
- 驚くべきことに色収差はとても少ない。倍率色収差は実質ゼロだ。
- 軸上色収差は状況によって僅かな色づきが見られるものの、極僅かなシーンでのみ発現する。
- 14mmと同じく歪曲は光学的にほぼ完全に補正されている。後処理無用なパフォーマンスだ。
- 逆光耐性も見事だ。私が使ってきたレンズの中では最高のパフォーマンスを発揮している一本となる。ゴーストを誘発することは出来るが、ごく限られた状況でのみだ。
- 周辺減光はF1.4で目に付く減光が発生するものの、F2.8まで絞ると解消する。
- 弱点はコマ収差だ。F2.8まで絞っても僅かな改善しか見られない。
長所:優れたフォーカス操作・頑丈で防塵防滴を備えた鏡筒・F1.4から大部分がシャープ・とても心地よいボケ・絞り値全域で優れた色とコントラスト・超低色収差・ほぼ歪曲が無い・絞り値全域で優れた逆光耐性・周辺減光が少ない
短所:リリースした時点が最も大きな単焦点レンズ・コマ収差
欠点はとても少ないフジフイルム高級レンズの一本だ。大部分のレンズ収差を最小限に抑えながら、シャープネスと低歪曲を実現した広角レンズである。
光学性能はとてもしっかりとしているが、唯一の欠点であるコマ収差のために天体撮影では再考する必要がある。しかし、他のシチュエーションにおいてこれ以上改善するのは難しいだろう。
あなたが24mm換算の大口径レンズを探しているならば、今すぐ買いに行くべきだ。
とのこと。
多くの海外評価と同じく、とても高評価となっている模様。他サイトとボケに関する評価が分かれているものの、Admiring Lightでは肯定的な結論へと至ったようです。
2019年1月現在で9万円を割りそうなほど値下がりしている上、さらに1.5万円のキャッシュバックキャンペーン中。ゲットする絶好の機会のようです。
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