OpticalLimitsが富士フイルム「XF18mmF1.4 R LM WR」のレビューを公開。F1.4から隅まで良好な結果を発揮し、諸収差も光学的に良好な補正状態とのこと。高価ながらおススメしやすいレンズと言及。
OpticalLimits:Fujinon XF 18mm f/1.4 R LM WR (Fujifilm) Review
- 外観:XF23mm F1.4・XF33mm F1.4と共通するデザイン。総金属製で質感が高い。
- 構造:総金属製。防塵防滴・-10℃耐低温仕様。インナーフォーカスを採用し、絞りリングを搭載。
- フード:花型プラスチックフードが付属。別売の角型金属フードも用意される。
- 携帯性:370g。サイズは約69×76mmと携帯性は良好。
- 操作性:フォーカスリングは滑らか。絞りリングを備えるが、動画向けのクリック解除には非対応。
- AF:リニアモーターにより高速かつ静かなAFを実現。
- MF:フォーカスリングは滑らかで操作しやすい。
- マクロ:最短撮影距離20cm、最大撮影倍率0.15倍。
- 手ぶれ補正:記載なし。
- 解像性能:開放から中央は非常に良好。隅まで良好な解像性能で、F2.8付近でピークに達する。F4以降は回折の影響が現れるが、F8までは大きな低下はない。
- 像面湾曲:記載なし。
- ボケ:玉ボケにわずかな玉ねぎボケが見られるが縁取りは少なく、開放では円形を維持。後ボケは滑らかで、前ボケはやや騒がしい。
- 軸上色収差:開放でも軽微で、F2.8ではほぼ解消する。
- 倍率色収差:非常に少なく、実写で問題になることはほとんどない。
- 球面収差:記載なし。
- 歪曲収差:RAWでも歪曲収差はほぼ皆無。
- 周辺減光:開放では周辺減光が大きく、自動補正が必要。F2.8以降は穏やかになる。
- コマ収差:記載なし。
- 逆光耐性:ややフレアが発生しやすい。
- 光条:記載なし。
- 作例集:
- 総評:開放から高い解像性能を発揮し、歪曲収差や色収差も良好に抑えられている。周辺減光やフレアは弱点だが、優れたビルドクオリティと高速AFを備え、価格は高めながら十分推薦できるレンズである。
- 競合について:Sigma 16mm F1.4 DC DN Contemporaryは価格面で有利だが画質は一歩譲る。Viltrox AF 15mm F1.7 Airも低価格で有力な選択肢だが、画質は本レンズが勝る。
- 備考:動画用途では絞りリングのクリック解除に非対応。
他のレビューサイトでも評価の高いレンズですね。F1.4と明るい広角レンズながら、高い光学性能と携帯性を両立し、F1.4単焦点としては初めてリニアモーター駆動を採用した機能的なレンズに仕上がっています。
ボケは場合によって騒がしくなる可能性があるものの、Flickrなどのユーザー投稿を見る限りでは特に問題となるシーンは少なそう。
価格設定が悩ましいところですが、現状で18mm画角で競合するレンズが存在せず、特に大口径や防塵防滴、高速AFが必要であれば18mmF1.4を選ぶほかに選択肢が無い。ただし、価格に見合う価値はありそうです。
富士フイルム XF18mmF1.4 R LM WR 最新情報まとめ
- 発売日:2021年 5月27日
- 初値:116,813円
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