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ニコン「Z 6II」は優れた操作性と画質、連写性能を備えたコスパ良好なカメラ

ePHOTOzineがニコン「Z 6II」のレビューを公開。従来通りの優れた操作性に加え、良好な低照度性能やさらに高速連写が可能となっていると評価しています。バッテリーライフが比較的短いのは気になるみたいですね。

比較的コスパの良いカメラ

ePHOTOzine:Nikon Z6 II Review

  • 外観をZ 6と見比べると、ほとんど違いは見られない。大きく異なるのはメモリーカードコンパートメントにSDカードスロットが追加されていることだ。
  • 前後のコマンドダイヤルと一眼レフスタイルの大きなグリップを備えている。柔らかいゴム製カバーに覆われ、サムレストも非常に大きい。
  • 防塵防滴性はD850と同程度と言われている。
  • シャッターボタン周りはニコンユーザーならお馴染みのボタン配置だ。
  • ボタンのラベルとはデジタル一眼レフとよく似ているが、レイアウトは少し異なる。
  • モードダイヤルはP/S/A/Mに加え、3つのカスタムモードを備えている。
  • オートフォーカスは273点の像面位相差検出システムを使用する。フレームの90%をカバーしており、ピンポイントAFやピーキングも利用可能だ。顔と瞳の検出に対応し、犬や猫でも利用可能だ。
  • 低照度AFは-4.5EVに対応、もしくはー6EVのローライトAFを利用可能である。フォーカスの信頼性は高く、特に良好な光条件で高い成功率を示した。
  • EVFは369万ドット、0.80倍と大きく高解像なファインダーである。3.2型210万ドットのタッチパネルモニタも良好な解像度と明瞭さで感銘を受けた。
  • モニタはチルト式の可動方式を採用している。タッチパネルはメニューシステムやAFの指定に利用可能だ。
  • メニューシステムは他のニコンカメラと同様、各セクションで色分けされているので素早く機能を見つけることが可能だ。
  • バッテリーライフは340コマと短い。予備バッテリーを持っていくことをおススメする。ただし、バッテリーグリップやUSB充電などに対応している。
  • 色再現はとても心地よく、ニコンファンならZ 6IIの出力にとても満足できると思う。肌の色合いは特に良好だ。
  • 低照度でのオートフォーカスの成功率は高く、シャッターショックを低減する電子先幕も利用可能だ。ボディ内手ぶれ補正も効果的である。
  • ISO感度50から1600-3200まで非常に低ノイズだ。ディテールは3200から6400まで低下し続ける。ノイズは12800で顕著となり、25600でさらに目立つ。51200までは彩度が良いので実用的と言えるだろう。ISO102400以上はノイズが非常に強いので避けるのがおススメだ。
  • AWBはタングステンの光環境で良好に機能する。Auto1ではわずかに暖色寄りだ。混合照明でも良好に機能する。
  • フル画角の4K 30pを利用可能だ。Full HDは最大で120pを使用することが出来る。HDMI出力時のみF-Logに対応しており、後処理で柔軟性のあるフッテージを利用可能だ。
  • ボディ内手ぶれ補正は動画撮影時に便利である。
  • 価格設定は1999ポンドだ。ボディ内手ぶれ補正・4K 60p(FW予定)・14コマ秒連写を考慮すると比較的お買い得な値付けだ。

Z 6と同様の優れた画質と操作性に加え、SDカードスロットなど魅力的な要素が付け加えられている。そして極めて高品質なZレンズ群を利用可能だ。低照度性能は良好だ。さらにニコンらしい優れた色再現性や顔・瞳検出機能でウェディングやポートレートに適している。高速連写が可能なので、スポーツや野生動物にも適している。

残念なポイントの一つは、動画撮影するうえでセルフィーモニタが無いことだ。また、バッテリーライフが少し短いので予備バッテリーは持っておくべきだろう。

長所:優れた画質・ハイクオリティなZレンズ・14コマ秒連写・5軸ボディ内手ぶれ補正・SDカードスロットの追加・優れた操作性

短所:4K 60pはファームウェアアップデート待ち・セルフィーモニタ非対応・バッテリーライフ

とのこと。
「Z 6」との違いが分かりづらく、いつもと比べると洗練さに欠けたレビューのように見えます。補足しておくと、「Z 6」からプロセッサーに変化があり、処理速度が向上しています。このため、オートフォーカス性能や連写速度、メモリーカードへの書き込み速度などでプラスの影響がある模様。特に低照度AF性能は良さそうですね。50mm F1.2など明るいレンズと組み合わせることで夜でも快適にAFを利用することが出来そうです。14コマ秒の連写速度は便利ですが、RAW出力が12Bitとなるのでダイナミックレンジは少し狭くなるかもしれません。

キヤノンやソニーと比べてしまうと控えめのアップグレードですが、従来機の不満点を改善した堅実な後継モデルと言えるでしょう。個人的にDISPボタンの位置やAFシステムの改善をもう少し見てみたかったものの、それは次の世代、もしくはファームウェアアップデートに期待しなければならないようです。

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