Canon Rumorsがキヤノンに関する噂情報を発信。EOS R5/R6・1DX3が今月中に最新ファームウェアが公開され、R5/6には「車両AF」が、1DX3には「頭部検出AF」が追加される模様。
(更新:キヤノンが12月2日公開と告知しています)
数週間前に、Canon EOS R3の出荷日である2021年11月26日の前後に、Canon EOS R5の新しいファームウェアがリリースされるだろうと発信した。このリリースは、Canon EOS R6とCanon EOS-1D X Mark IIIの新しいファームウェアと共に登場する。
Canon EOS R5とCanon EOS R6の新機能の1つは、「車両」AFモードだ。EOS-1D X Mark IIIにはこの機能は搭載されない。また、Canon EOS R5とCanon EOS R6には、瞳と顔検出AFのアップデートが実施される。
EOS-1D X Mark IIIには、頭部検出AFが搭載される。
EOS R5とEOS R6のもう一つの価値ある新機能は、低照度での撮影時に、EVFのフレームレートが理想的ではない場合の「スムーズEVF」だ。
とのこと。
EOS R5・R6は既に人間・動物の検出機能を搭載しており、さらにEOS R3で新実装した「車両検出」にも対応するみたいですね。同じDIGIC Xプロセッサを使用しているのでいつか実装するだろうと期待していましたが、まさかEOS R3の登場と共に実装するとは思ってもいませんでした。さらに顔・瞳検出のアップグレードは嬉しいですね。今でも実用的な性能だと感じていますが、どのように強化されるのか気になるところ。
EOS-1D X Mark IIIの「頭部検出AF」が光学ファインダー時の話なのか、EOS Rシリーズで実装しているライブビューAFの機能を実装する話なのか、今のところ不明。どちらにせよ便利な機能が追加されるみたいですね。
情報更新:既に国内にて12月2日公開予定と告知されていました。
このファームウエアの変更(Version 1.5.0)は以下の機能向上と修正を盛り込んでいます。
ウインタースポーツでヘルメットやゴーグルなどを装着している人物に対する、頭部検出性能の向上。
- [AF]タブの[検出する被写体]に[乗り物優先]を追加し、モータースポーツにおける車・バイクの検出に対応。ドライバーやライダーのヘルメットを検出する[スポット検出]も設定可能。
※ 一般の乗用車、商用車、バイクは検出できない場合があります。また、車、バイクではない被写体に対して乗り物と検出する場合もあります。- 瞳検出時、顔の中に陰影があるとき、前髪が目にかかっているときなどにおける、検出性能の向上。
- 人物の胴体検出に対応。瞳や顔、頭部が隠れたり検出できなくなったときに、胴体を検出して粘り強くトラッキングを継続。
EOS-1D X Mark IIIファームウエア Version 1.6.0(12月2日公開開始予定)について
このファームウエアの変更(Version 1.6.0)は以下の機能向上と修正を盛り込んでいます。
ウインタースポーツでヘルメットやゴーグルなどを装着している人物に対する、頭部検出性能の向上。
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