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ニコン「Z 9」はR3やα1より優れたローリングシャッターとなる?

Nikon Rumorsが近日登場のニコン製フラッグシップミラーレス「Z 9」に関するスペック噂情報を発信。ほぼ従来の噂通りですが、DX11MPモードで120fps、R3やα1より優れたローリングシャッターなど目新しい情報も。

Nikon Rumors:Some last moment leaked Nikon Z9 specifications

アジアからニコンZ 9の仕様書が届いた。特に目新しいことはなく、数ヶ月前にお伝えした通りだ。

  • シャッターは、センサーを保護するためにカメラがオフ時に閉じられる
  • 4500万画素 積層型センサー
  • 20コマ/秒(当初の報告では30コマ/秒の可能性もある)
  • 解像度を下げたDXモード(1100万画素)で120fps
  • 新しいAFトラッキング
    (人間、動物、鳥の目のAF+車、バイク、飛行機のAFトラッキング)
  • ローリングシャッターがない(ソニーA1やキヤノンR3よりも優れている)
  • あらゆる状況でブラックアウトのないファインダー(約500万ドット)
  • ピクセルシフト機能がない(後にファームウェアのアップデートで実装される可能性がある)
  • 8K 60p(1時間の制限付き)
  • カラーバランスの大幅な改善
  • Z 9の価格は、現在6,500ドルで販売されているニコンD6よりも安くなる見込み
  • Zファームウェアのアップデートで提供される可能性があり、発売時には利用できないことをご了承ください。

とのこと。
大部分は以前からの噂通りのスペックに見えますね。ただ、DXモードでの120fpsは初耳でしょうか?低解像ですが、非常に高速連写が可能となるのかもしれません。マイクロフォーサーズでも最高速度の連写は60fpsなので、120fpsは魅力的ですねえ。解像度を考慮すると動画の切り出しではないはず。1100万画素(おそらくDXモードからさらにクロップされる?)もあれば十分な解像度が得られそうですね。

さらに、「R3やα1より優れたローリングシャッター」は気になるポイント。α1やEOS R3も積層型CMOSセンサーによりローリングシャッターが高速化しており、電子シャッターでのフラッシュ同調に対応しています。Z 9がα1より速いとなると、電子シャッター使用時に1/200秒以上のシャッタースピードでフラッシュとの同調が可能であることを意味します。もしも本当であれば凄い。
それだけ高速ローリングシャッターに対応しているということは、当然ながらAF/AE演算処理も非常に高速となっているかもしれませんね。今後の追加情報に期待。

追加情報

Nikon Rumorsが情報をアップデート
α1を超える4msのローリングシャッターを実装しており、1/250秒の電子シャッターによるフラッシュ同調に対応。これによりメカニカルシャッターが無くなっていると驚きの情報を掲載しています。

参考:Z 9の噂まとめ

噂など

確定情報

  • Z 9が開発発表されている
  • インタビューで「2021年内」と述べている
  • インタビューで「高解像積層型CMOS搭載」と述べている
  • 被写体認識AF
  • 8K動画の長時間撮影
  • 海外認証機関に新型バッテリー「EN-EL18d」が登録されている
  • 3Wayチルトモニタ
  • 未発表バッテリー充電器「MH-33」が海外認証機関に登録
  • 未発表カメラ「N2014」
    ・GNSS対応
    ・EN-EL18dバッテリー使用
    ・MH-33充電器仕様

最近の噂

  • 4500万画素積層型CMOSと確認
  • イメージサイズ:8256×5504
  • 低解像で最大120fpsに対応
    (一部の情報では160fps)
  • GPS内蔵(おそらくGNSS)
  • D6と同じバッテリーで、USB-Cでの充電が可能な新型も登場する
  • レンズ交換時にセンサー保護シャッターが動作する
  • 人物・動物の瞳検出に加えて車検出を搭載している
  • 3Dトラッキングが改善
  • ポートレートでも使えるような改良型チルトモニタ
  • デュアルCFexpress用の新スタイルのロックフラップ
  • 顔を近づけて撮影する際の3つ目のAFジョイスティック
  • 撮影スタイルに合わせて調整できる多くの新メニュー
  • シャッター音を無音から大音量まで調整可能
  • 正式発表は2か月以内だが、部品不足により納期がとても長くなる可能性あり。
  • 同時に1~2本のレンズが登場する

  • タワージャズ製の完全自社開発のCMOSセンサーとなる
  • 2021年8月に複数のフォトグラファーがテストし始める
  • 2021年秋ごろZ 9が登場する
  • 2021年11-12月に登場する
  • Z 8はまだ正式に計画されていない
  • Z 9のプロトタイプは来年の東京オリンピックで使用されるかもしれない
  • Z 400mm F2.8もまた、来年のオリンピックに向けて登場すると言われている
  • Z 9はD6のボディに、R5のイメージング、α9 IIのAF、ブラックアウトフリーのEVFと言われている
  • 4600万画素センサー(以前の噂では6100万画素と言われていた)
  • 高解像積層型CMOSセンサー
  • 20コマ秒連写
  • 8K 30p・4K 120p
  • 新しいEXPEEDプロセッサ(8K用の設計)
  • AFが向上(被写体認識AF)
  • デュアルXQD・CFexpress Bスロット
  • ISO64-25600 Hi1・Hi2
  • 高解像・ブラックアウトフリーEVF
  • 新しいユーザーインターフェース
    ーD6のような背面サブモニタなし
  • 新型バッテリー:EN-EL18x
  • ギガビットLAN・USB-C・Wi-Fi・GPS(GNSS)
  • 6000-7000ドル

参考:開発発表時のプレスリリース

ニコン:フラッグシップモデルのフルサイズミラーレスカメラ「ニコン Z 9」を開発

株式会社ニコン(社長:馬立 稔和、東京都港区)は、「ニコン Z マウント」を採用した初のフラッグシップモデルとなる、フルサイズ(ニコンFXフォーマット)ミラーレスカメラ「ニコン Z 9」の開発を進めています。発売は、2021年内を目指しています。

ニコンの最先端技術を「Z 9」に結集させ、静止画・動画ともに過去最高の性能を発揮することを目指しています。幅広いジャンルで活躍するプロフェッショナルの極めて高いニーズに応えるべく、鋭意開発を行っています。
新開発のニコンFXフォーマット積層型CMOSセンサーと画像処理エンジンを搭載。また、次世代の映像表現を見据え、8K動画撮影をはじめとした、さまざまなニーズやワークフローに応える多彩な動画機能を有します。
「Z 9」は、道具としての使い心地を極め、これまでの一眼レフカメラ、ミラーレスカメラを超える新しい映像体験を提供します。

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