DPReviewがキヤノン「EOS R3」のサンプルギャラリーを公開。製品版について58点のJPEG・RAWを掲載しています。使用レンズは24-70mm F2.8と70-200mm F2.8である模様。
DPReview:Canon EOS R3 sample gallery
シアトルでは昼間が短く、夜は長く、そして多くの悪天候に見舞われている。我々はようやく太陽が見えた合間を縫ってEOS R3の撮影に出かけた。シアトルのウォリングフォード地区でクライマーと遊んだり、犬と走り回ったり、ISO感度の高い夜景を撮影したりした。このギャラリーでは、RF24-70mm F2.8とRF70-200mm F2.8で撮影した写真を掲載している。
今後も、スポーツやアクションを撮影する機会があれば、このギャラリーに画像を追加していく予定だ。R3で撮影したスポーツやアクションの写真を今すぐ見たいという方は、EOS R3のプリプロダクションモデルを使ったサンプルギャラリーをご覧あれ。
EOS R3は既に発売しており、SNSなどでユーザー投稿が増えています。とは言え、フルサイズのJPEGに加えてRAWまでダウンロードして確認できるウェブサイトは少ないはず。DPReviewではJPEGおよびRAWを確認できるサンプル58点を公開しています。日中の撮影からISO感度20000を使った夜間の撮影まで。追従が難しい動体を捉えたサンプルはわずかですが、カメラの画質を確認するにはちょうどいいサンプルギャラリーとなりそうです。
実際にサンプルを確認してみると、解像度は2400万画素なりで、EOS R5には及ばないように見えます。特にクロップやトリミング耐性を重視する人は高画素のスポーツタイプを待った方が良さそう。その一方で低照度の画質はなかなか良さそうに見えます。ソニーα1やニコンZ 9と異なり、高速連写時にRAWのパフォーマンス低下を抑えた画質が功を奏するのか気になるところですねえ。(EOS R3は連写に関係なく、電子シャッターを使うとわずかに低下する)
動体を撮影したサンプルはそう多くありませんが、駆け回る犬を撮影したサンプルをいくつか公開しています。これを見る限りでは、フレーム上に小さく写る場合でも、近距離で大きく素早く移動する場合でも良好な捕捉性能を備えているように見えます。瞳検出のみならず、動物の身体でも検出できるのは便利そうですね。
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