Photons to Photosがキヤノン「EOS R3」のダイナミックレンジテストの結果を公開。ダイナミックレンジはEOS R5に匹敵し、電子シャッター時のペナルティは少ないとのこと。ISO全域である程度のNRが適用されている模様。
- 分析には様々な問題があり、期待していたよりも少し時間がかかった。
- フォトグラフィック・ダイナミック・レンジ(PDR)について、R3はR5に似ている。
- 電子シャッター(ES)のペナルティは、R5よりもはるかに低い。
- すべてのISO設定で、ある程度の信号処理(ノイズリダクション)が行われているように見える。これについては長い技術的な議論が予想されるが、実用上の影響はほとんどないと思われる。
- ベースISO(100)での量はR5と同等のようだ。
- 信号処理が行われていない場合、これらのカーブは中央でくぼむのではなく、フラットになる。
- EOS R5ではISO感度が上がるとカーブがフラットになるが、R3ではどのISO感度でも弓なりになっている。
- 参考までに、RのISO100での測定結果を示す。
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とのこと。
2400万画素機としては、そしてスピードタイプのカメラとしては非常に良好なダイナミックレンジを備えているみたいですね。α9やα1の積層型CMOSセンサーと比較してもダイナミックレンジに優位性がある模様。EOS R5やR6で指摘されていた電子シャッター時のパフォーマンス低下もEOS R3は少なく、電子シャッター時でもα1やα9 IIと同程度のダイナミックレンジを維持しているのは凄いですね。これでデメリットの無い30コマ秒のRAW出力連写が可能となっているのは魅力的。DXOMARKの高評価も間違いでは無さそうです。
Photons to Photosのbclaff氏によると、ISO全域でノイズリダクションの痕跡が見られるものの、画質への影響は心配なさそうとのこと。この辺りは他のレビューサイトでの検証が必要かもしれませんね。
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