PhotographyBlogが富士フイルム「GF80mmF1.7 R WR」のサンプルギャラリー47点を公開。絞り開放からとてもシャープですが、色収差の影響が僅かに残っていますね。広い範囲の後ボケがとても滑らかで綺麗。
GF80mmF1.7 R WR
PhotographyBlog：Fujifilm GF 80mm F1.7 R WR Sample?Images
今回は、1億画素のGFX 100SにGF 80mm F1.7 R WRレンズを装着して撮影したサンプル写真を公開する。
GF 80mm F1.7 R WRは、中判ミラーレスカメラGFX用の63mm相当となる大口径単焦点レンズだ。
つい最近発売したGFX用の大口径レンズですね。フジノンGFレンズ群の中では最もF値が小さい「F1.7」を実現しています。焦点距離はフルサイズ判換算で「63mm」と、あまり馴染みの無い画角ですが、このセンサーサイズでは定番の焦点距離の一つです。
実写を確認してみると、絞り開放「F1.7」から広い範囲で良好な解像性能を備えていることが分かります。ピント位置が最短撮影距離に近い位置でも良好なシャープネスを維持。絞ればフレーム端までシャープに見えます。軸上色収差の補正は完璧と言えませんが、コントラストを程よく低下させるのに一役買っている場面もあります。パープルフリンジには気を付けたいところですね。
ボケは比較的後ボケ重視に見え、前ボケが少し硬調であるぶん、後ボケは滑らかな描写です。概ね良好な描写ですが、口径食の影響で周辺部のボケが少し硬くなっているように見える点がマイナス。軸上色収差の影響もあるので、場合によって少し騒がしく見えてしまうかもしれません。
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