DPReviewがキヤノン「EOS R6 Mark II」のレビューを公開。高解像化しつつも、R6比で少し良好なISO感度ノイズ耐性を備えているように見えます。これで40fpsの連写に対応しているのは凄いですね。
DPReview Canon EOS R6 Mark II review updated Image quality
- 2000万画素から2400万画素への移行は、細部の描写という点では大きな違いをもたらさないが、直近の同業他社のカメラとほとんどと同じ仕様となる。ノイズの面では、中程度のISO感度でライバルと非常によく似た性能を発揮する。R6 IIとα7 IVの両方が、非常に高いISO設定でわずかに遅れをとっている(訳注:競合の裏面照射型2400万画素機と比べて)。
- JPEGシャープネス処理はRAWデータから細かいディテールを引き出すのに有効だが、高ISOでのノイズリダクションは同クラスのカメラに比べるとディテールを保持するのに適していない。この差は、より厳しい照明状況のもとでより明確になる。
- JPEGの色調は、彩度の高い青と緑、豊かな白人の肌色、緑というよりわずかにオレンジに近い黄色など、キヤノンらしい魅力的な仕上がりとなっている。このため、ほとんどの場面で好感の持てる写真に仕上がる。
とのこと。
前モデルの2000万画素よりも少し高い解像度のセンサーを使用していますが、同じサイズで確認した限りでは解像度の向上と同時にISO感度ノイズも良く抑えているように見えます。競合他社と比べて強みとなる部分ではないものの、弱みにもならない模様。となると、比較的高速なローリングシャッターや、40コマ秒の高速連写が可能が魅力的と言えそうです(おそらくダイナミックレンジは少し狭くなると思いますが)。
関連カメラ
関連記事
- キヤノンが「EOS R6 Mark II」の最新ファームウェアを公開 2023年1月18日
- EOS R6 Mark IIは静止画でも動画でも期待に応える競争力の高いカメラ 2023年1月17日
- DxO PureRAW 2が「EOS R6 II」「α7R V」「X-T5」などに対応 2023年1月13日
- Mobile01がEOS R6 Mark IIとα7 IVの比較レビューを公開 2023年1月8日
- 「LUMIX S5 II」と「EOS R6 II」の外観やスペックの違い 2023年1月7日
- EOS R6 Mark IIは電子シャッター時に低ISOのNRがRAWに適用されない 2022年12月27日
- EOS R6 Mark IIはこの価格帯で買える最高のカメラ 2022年12月15日
- DPReviewがEOS R6 Mark IIのISO感度別のスタジオシーンデータを公開 2022年12月15日
- EOS R6 Mark IIは高解像化しつつ高ISO性能がR6よりも良好 2022年12月9日
- EOS R6 Mark IIはバッファが少ない点で惜しいが非常に多くの進化を遂げたカメラ 2022年11月29日