Canonレンズ カメラ レンズ

PhotographyBlogがRF200-800mm F6.3-9 IS USMのサンプルイメージを公開

PhotographyBlogがキヤノン「RF200-800mm F6.3-9 IS USM」のサンプルイメージを公開。EOS R5と組み合わせた39枚の高解像JPEGデータを公開。

PhotographyBlog:Canon RF 200-800mm F6.3-9 IS USM Review (so far)

  • 全長314.1mm、重量2050g。驚くほどコンパクトで軽量。
  • EOS R5のようなカメラと組み合わせてバランスが崩れない。
  • 800mmまでズームするとレンズがかなり伸びる。フード装着でさらに長くなる。
  • Lシリーズ以外のレンズとしてはとても良好なビルドクオリティ。外装の大部分はプラスチックだが、しっかりとした感触。
  • 赤リングはないが、よく似た白色塗装。防塵防滴仕様。
  • AF/MF切り替えと手振れ補正のスイッチを搭載
  • 手振れ補正はとても良好に機能する。
  • フォーカスリングとコントロールリングは一体化。
  • AFは大部分の場合に高速かつ静かで正確に動作。カメラ側の低照度性能で光環境が悪くてもほぼ常に正確。
  • 三脚リング・三脚座は取り外すことが出来ない。
  • エクステンダーに対応しているがAFエリアが狭くなる。
  • EOS R5に装着して撮影したフルサイズのサンプル

とのこと。
フルサイズミラーレス用のレンズでは珍しい800mmに到達する超望遠ズームレンズ。非Lレンズとしては珍しく白色塗装で防塵防滴、付属品も充実していますが、価格はそれなりに高くなっています。と言っても競合他社の600mmズームレンズと同程度で、極端に高価とは言えず、むしろ800mmズームとしては安いと言えるかもしれません。

PhotographyBlogがレンズのハンズオンとEOS R5と組み合わせた際のサンプルイメージ(JPEGのみ)を39枚公開。日中の撮影ですが、開放F値がF6.3-9と暗く、シャッタースピードと両立させようとするとISO感度が高くなってしまうようです。

実際にサンプルを確認してみると、800mmの望遠端までまずまず良好な画質を維持しているように見えます。Digital Camera Worldの初期レビューでは「望遠端で画質が低下する」と指摘していますが、この程度であれば妥協できる人も多そう。とは言え、撮影距離が離れた際のクロップには適していないように見えます(ただし高ISO感度を使用しているのでレンズ性能のみの判断は難しい)。EOS R5のような高解像カメラよりも、R3やR6 IIのような2400万画素で低照度に強い機種との相性が良いかもしれません。

キヤノン RF200-800mm F6.3-9 IS USM 最新情報まとめ

レンズの仕様

  • フォーマット:フルサイズ
  • マウント:RF
  • 焦点距離:200-800mm
  • 絞り値:F6.3-9 ~ F32-51
  • 絞り羽根:9枚
  • レンズ構成:11群17枚
  • 最短撮影距離:0.8m(200mm時)、3.3m(800mm時)
  • 最大撮影倍率:0.25倍(200mm時)、0.2倍(800mm時)
  • フィルター径:95mm
  • サイズ:約φ102.3mm×314.1mm
  • 重量:約2,050g
  • 防塵防滴:対応
  • AF:ナノUSM
  • 手ぶれ補正:5.5段
  • その他機能:
    ・テレコンバージョンレンズ対応

関連レンズ

関連記事

-Canonレンズ, カメラ, レンズ
-,