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キヤノンEF50mm F1.8 STMはEOS R5でもイケちゃうレンズなのか?

キヤノンEFマウントの撒き餌レンズ「EF50mm F1.8 STM」が4500万画素のフルサイズミラーレス「EOS R5」でも十分使えるレンズなのか、解像力チャートを使ってレンズの性能をチェックしてみました。

EF50mm F1.8 STMはR5でもイケちゃうか?

レンズのおさらい

レンズ概要

  • 商品ページ
  • データベース
  • 発売日:2015年 5月21日
  • 売り出し価格:¥16,043
  • レンズ構成:5群 6枚
  • 絞り:7枚
  • 最短撮影距離:0.35m
  • 最大撮影倍率:0.21倍
  • フィルター径:49mm
  • サイズ:φ69.2mm×39.3mm
  • 重量:約160g
  • ステッピングモーター駆動

初代「EF50mm F1.8」が1987年に登場、その後1990年に「EF50mm F1.8 II」が投入され、25年のロングセール後に現在の「EF50mm F1.8 STM」がリリースされました。

レンズ構成は初代から変わらない「標準の定石」と言われた5群6枚のガウスタイプを継承。ただし絞り羽根は5枚から7枚に増え、AF駆動はギアタイプのステッピングモーターを採用してフルタイムマニュアルに対応しています(ワンショットAF限定)。さらに従来より最短撮影距離が短くなり、クローズアップ撮影の可能性が高まっています。

晩酌を我慢することで購入できた先代と比べるとやや高くなってしまいましたが、それでもフルサイズ用の50mm F1.8としては非常にリーズナブルな価格設定で購入可能。フルサイズユーザーを始め、APS-Cユーザーも最初に手にした単焦点レンズという方も多いのはず。

EF50mm F1.8 STM
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EF50mm F1.8 II
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レンズポーチ LP1014
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レンズフード ES-68
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レンズキャップ E-49
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撮影環境

テスト環境

  • カメラボディ:EOS R5
  • 交換レンズ:EF50mm F1.8 STM
  • パール光学工業株式会社「【HR23348】ISO12233準拠 8K解像力テストチャート(スチルカメラ用)
  • オリンパス HYRes 3.1 解析ソフト
  • 屋内で照明環境が一定
  • 三脚・セルフタイマー10秒・電子シャッター
  • EOS R5のRAWファイルを使用
  • ISO 100 固定
  • Adobe Lightroom Classic CCでRAW現像
    ・シャープネス オフ
    ・ノイズリダクション オフ
    ・色収差補正オフ
  • 解析するポイントごとにピントを合わせて撮影
    (像面湾曲は近接で測定が難しいので無限遠時にチェックしています)
  • 近接でのテストであることに注意(無限遠側はさらに良好となる可能性あり)

補足

今回はRAW出力を元にしてシャープネスをオフの状態で検証しています。ボディ出力のJPEGやRAW現像でシャープネスを整えるとより数値が向上する可能性があります。今回の数値はあくまでも「最低値」とお考え下さい。

テスト結果

この解像力チャートで測定できる解像度は「4700」付近まで。このレンズは絞ることでピークを「4300」付近まで向上させることができ、非常に良好な結果を期待できるレンズに仕上がっています。

中央は絞り開放から「3000」を超える良好な結果。細部を確認すると、滲みで僅かにコントラストが低下しているものの、古い光学設計のレンズとしては十分良好。ピントの芯も判断しやすいはず。F2.8まで絞るとグッと改善し、「4000」を超える非常にシャープな結果を期待できます。さらに絞っても大きく改善しませんが、EOS R5でも十分活用できるキレの良さを持っていると言えるでしょう。

周辺部は絞り開放が中央より少し甘いものの、絞ることで中央とほぼ同等のパフォーマンスを得ることが可能。改善速度は中央と比べて1段遅いため、最高のパフォーマンスを得るにはF4まで絞りたいところ。回折はF11から始まりますが、F16くらいまでは実用的な画質を得られるはず。

四隅は絞り開放付近で良像ギリギリのパフォーマンスですが、低価格のシンプルなレンズ構成を考えると、安定した性能と言えるでしょう。解像性能に拘らなければ、絞り開放でもそれなりに解像感を得られるはず。周辺と同じくF4まで絞ることで解像度がグッと高まります。中央や周辺と比べるとワンランク落ちますが、それでも「3500」を超える立派な性能です。

中央 周辺部 四隅
F1.8 3299 2834 2438
F2.0 3714 2758 2476
F2.8 4201 3604 3029
F4 4312 4235 3771
F5.6 4367 4330 3751
F8 4385 4253 3751
F11 4349 3986 3751
F16 3538 3278 3333
F22 2857 2743 2674

実写

まず驚いたのは倍率色収差の少なさ。四隅までこれと言った色ずれは見られず、マイクロコントラストは良好な状態を維持しています。僅かに残存していますが、補正の必要性は限りなくゼロに近い。

四隅は非点収差が少し残存しており、これが開放付近のパフォーマンスに影響を与えていると思われます。周辺減光の影響もあるため、最高の画質を得たいのであれば2段程度は絞るべき。

F5.6~F8まで絞ると、解像度には差があるものの、実写でも目視確認では数値ほどの差を感じません。非常に良好な状態であり、さらにR5のデジタルレンズオプティマイザなどを適用することで非の打ちどころが無くなるはず。

中央 周辺 四隅
F1.8
F8.0

EF50mm F1.8 STMはまだまだ現役

すでに初代から33年が経過している光学設計のレンズですが、4500万画素の最新ミラーレスにも耐用できる解像性能を備えています。「まだまだイケイケなレンズ」と言って問題無いでしょう。オートフォーカスはギアタイプのステッピングモーター駆動ですが、多少の動き物であれば無難に追従してくれます(EOS R5談)。

問題があるとすれば、絞り開放付近に残る僅かな球面収差と軸上色収差。前者はモダンレンズには無い「柔らかさ」と捉えれば個性として活かすことが出来ます。後者は目立つシーンで厄介な存在ですが、絞り値を調整することで効果を低減できます。必要であればソフトウェアでの色抜きも可能。

「RF50mm F1.8」の噂もありますが、このレンズのコストパフォーマンスを超えるのは難しいことでしょう。光学設計を一新して登場するのか、それとも1987年からの系譜を継ぐのか気になるところ。

購入早見表

EOS R5
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EF50mm F1.8 STM
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