Photons to Photosがハッセルブラッド「X2D 100C」のダイナミックレンジテストの結果を公開。ピークの性能はGFX100Sとほぼ同じで、ISO400以降では0.5-1.0EVほどの差が発生する模様。
- デュアルコンバージョンゲインの追加測定は未定だ。
- リードノイズから14bitが16bitより性能が落ちるとは思えない。
最大PDR 低照度ISO 低照度EV X2D 12.32 7077 11.14 X1D 11.98 9058 11.50 GFX100S 12.33 10926 11.77 GFX50S II 11.77 5508 10.78
とのこと。
X2D 100Cは富士フイルムGFX100やGFX100Sと同じ1億画素の44×33mmCMOSセンサーを搭載したハッセルブラッドの最新ミラーレスカメラですね。高解像センサーに加え、処理速度の向上したプロセッサやレスポンスの良いタッチパネル、効果的な5軸ボディ内手ぶれ補正や像面位相差AFなどに対応。従来機と比べて遥かに使い勝手の良いカメラに仕上がっています。そのぶん価格も高くなってしまいましたが、魅力的な改善点が多いので従来機のユーザーであれば注目すべきカメラとなっています。
ピークのダイナミックレンジはX1Dよりも良好で、1億画素CMOSセンサーを搭載するGFX100Sと同等。ただし、ISO感度が高くなると僅かに見劣る結果となっています。それでも35mm判のCMOSセンサーを搭載している高画素モデルよりも良好。手ぶれ補正を活かすことでISO感度を抑えつつ良好な画質を期待できそうですね。
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