Digital Camera WorldがViltroxのミラーレス用交換レンズについて情報を発信しています。
Viltroxは2019年後半に3本の新しい単焦点レンズを投入予定だ。3本はAPS-Cミラーレス用に設計され、EOS M、富士フイルム X、ソニー Eマウントで利用可能となる。
IBC2019で展示された3本のレンズは「23mm」「33mm」「56mm」となり、どのレンズも9枚絞り羽根のF1.4レンズとなる。
- Viltrox 23mm F1.4 AF:
3本の中で最も画角が広く、フルサイズで35mm相当となる焦点距離だ。2枚のEDレンズを含む10群11枚構成でHDナノマルチコーティングが施されている。重量は260g、65×72mmのレンズサイズで52mmのフィルターサイズを採用している。金属製鏡筒でステッピングモーター駆動のAFレンズだ。23mm F1.4 AFは2019年12月に発売予定で予想価格は約250ドルだ。- Viltrox 33mm F1.4 AF:
フルサイズで約50mmの焦点距離となるレンズだ。9群10枚のレンズ構成には1枚のEDレンズが含まれ、HD Nanoマルチコーディングを採用している。重量は270g、65×72mm、52mmフィルター径で最短撮影距離は0.4mだ。2019年12月に発売予定で価格は約250ドルだ。- Viltrox 56mm F1.4 AF:
フルサイズで約85mm相当となるポートレートレンズだ。1枚のEDレンズとHDナノマルチコーティングを採用した9群10枚構成である。重量は290g、サイズは65×72.3mm、52mmフィルターで最短撮影距離は0.63mだ。他のレンズと同様、12月に約250ドルで発売する。Digital Camera World:Viltrox adds trio of fast AF primes for Fuji X, EOS M, and Sony A6000 shooters
とのこと。既に国内でも評価の高いフルサイズ対応レンズ「VILTROX PFU RBMH 85mm F1.8」や「VILTROX PFU RBMH 20mm F1.8 ASPH」が登場していますが、さらに3本のAPS-Cレンズが登場するようです。しかも3本とも250ドル程度と非常にリーズナブルな価格設定となっている模様。さらにAF対応レンズとなっているので非常に使いやすそうですね。
既にシグマがAPS-Cミラーレス用レンズ「16mm F1.4 DC DN」「30mm F1.4 DC DN」「56mm F1.4 DC DN」をソニーEマウントとマイクロフォーサーズマウントで投入しており、さらにキヤノンEF-Mマウントにも対応予定となっています。価格帯も似ており、これはダイレクトで競合しそうなライバル登場の予感。一方、サードパーティの参入が少ない富士フイルムXマウントにとっては素晴らしいニュースですね。国内での取り扱い開始はもう少し後になるかもしれませんが個人的に期待している3本。
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