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LAOWA 15mm F4.5 Zero-D ShiftのGFX対応と新モデルが追加

Venus Opticsの「LAOWA 15mm F4.5 Zero-D Shift」がGFXに対応し、さらに絞り羽根を増やした新モデルが登場。14枚の絞り羽根で丸みを帯びたボケや美しい光条が得られるとのこと。

  • Venus Opticsは「LAOWA 15mm F4.5 Zero-D Shift」のマイナーバージョンアップを発表した。仕様変更に加え、旧モデル(青リング)と新モデル(赤リング)の両方で富士フイルムGFXマウントを追加。
  • 新しい赤リングは、青リングの前モデルとほぼ同じだ。名前に「R」が加わったことを除けば、唯一の違いは絞り羽根の数である。初代では5枚だった絞り羽根が、新型では14枚になっている。
  • 絞り羽根が増えたことで、ボケがより丸くなり、絞り込むとより美しい光条が現れる。
  • 新旧両方のモデルで富士フイルムGFXマウントのオプションを追加。
  • GFXカメラシステムで最大±8mmのシフトに対応。
    (フルサイズカメラは±11mmのシフト)
  • 青いリングと同様に、2枚の非球面レンズと3枚の超低分散レンズを含む11群17枚のレンズで構成。
  • 最短撮影距離20cm、撮影倍率0.2倍、画角110°、絞り値F4.5?F22は従来通り。
  • この新モデルは、149ドルの専用レンズサポートにも対応。レンズを移動させても主軸が動かないため、ポストプロダクションでのスティッチングを向上させるのに役立つ。
  • 青リング版と同じ1,199ドルで販売。
  • キヤノンEF、キヤノンR、富士フイルムGFX、ニコンF、ニコンZ、ソニーEマウントのカメラシステムに対応。

DPReview:Venus Optics releases updated Laowa 15mm F4.5R Zero-D Shift Lens for $1,199

主な仕様

  • 焦点距離:15mm
  • 絞り値:F4.5-F22
  • 絞り羽根:14
  • レンズ構成:11群17枚
  • 最短撮影距離:0.2m
  • 最大撮影倍率:0.2倍
  • フィルター径:-
  • サイズ:φ79×103mm
  • 重量:597g
  • 防塵防滴:-
  • AF:MF限定
  • 手ぶれ補正:-
  • その他機能:
    ・フルサイズ±11mmシフト
    ・GFX±8mmシフト

以前から登場が予告されていた商業モデルですね。5枚羽根のレンズと比べて主張し過ぎない落ち着いた光条が得られ、商業写真などに適していると言われています。価格は従来通りとなっているので、国内でも「160,200円」付近で販売を開始するはず。MFレンズとしては決して安くないものの、GFXにも対応するシフトレンズと考えるとお買い得と感じるかもしれません。

Venus Optics「LAOWA 15mm F4.5 Zero-D Shift」交換レンズデータベース

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