このページでは一眼カメラ用交換レンズ「LUMIX G 25mm/F1.7 ASPH. 」の情報を収集しています。
更新履歴
- 2016.12.12:Flickr作例を追加
データベース
レンズの特徴
中央解像力 | 良好 ピーク F4-F5.6 |
周辺解像力 | 良好 ピーク F4-F5.6 |
軸上色収差 | ?僅かに発生 F2.2までは収差が残存 |
倍率色収差 | 良好 |
球面収差 | 目立たない | コマ収差 | 非常に良好 |
非点収差 | 中程度 | 歪曲 | 可もなく不可もなく |
周辺減光 | ?大きい F4まで絞ると解消 |
逆光耐性 | 平凡 絞るとゴーストが目立つ |
AF | 高速・静音・正確 | 手ぶれ補正 | ?非搭載 |
ボケ傾向 | 滑らかだが玉ボケは非球面の影響あり | ||
備考 | 最短撮影距離 0.25m |
レビュー
- 価格.com
レビュー/口コミ - Amazonレビュー
- Admiringlight
(抄訳記事) - カメラのナニワ
購入早見表
LUMIX G 25mm/F1.7 ASPH. ブラック | |||
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LUMIX G 25mm/F1.7 ASPH. シルバー | |||
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フィルター購入早見表
プロテクト | C-PL | ND | ソフト |
X-CAP |
レンズデータ
レンズ仕様
品番 | H-H025 |
---|---|
レンズ構成 | 7群8枚(非球面レンズ:2枚、超高屈折率UHRレンズ:1枚) |
マウント | マイクロフォーサーズマウント |
画角 | 47° |
光学式手ブレ補正 | - |
焦点距離 | f=25mm(35mm判換算:50mm) |
最小絞り値 | F22 |
開放絞り | F1.7 |
絞り形式 | 7枚羽根 円形虹彩絞り |
撮影可能範囲 | 0.25m?∞(撮像面から) |
最大撮影倍率 | 0.14倍(35mm判換算:0.28倍) |
フィルター径 | Φ46mm |
最大径×長さ | Φ60.8mm×約52mm※ |
質量 | 約125g |
関連レンズ
- LEICA DG SUMMILUX 25mm/F1.4 ASPH.
- M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8
- M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO
- 30mm F1.4 DC DN
- 30mm F2.8 DN
- VoightLander NOKTON 25mm F0.95 Type II
- SPEEDMASTER 0.95/25mm MFT
紹介
パナソニックの標準大口径な単焦点で、非球面レンズ2枚に超高屈折率レンズ1枚を使った贅沢なレンズ。とは言ったものの、お値段は2万円弱とお手頃価格で、125gと軽量とあって価格もサイズもコンパクト。
さらに、2016年末現在ではキットレンズのばらし品・白箱品がとても大量に出回っているので2万円を切る価格て新品同様品を手に入れるチャンスが多い。キットレンズの次に加えるレンズとして丁度良い。
開放から良好な解像度で、F4付近でピークを迎える。抜群に解像するレンズでは無いものの、価格帯を考えると十分良好と言えるレベル。但し、逆光耐性は低い部類に入り、特にフレアによるコントラストの低下には気をつけたいところ。
標準の単焦点レンズとしては最短撮影倍率が25cmと寄れるほうなので、被写体を大きく切り取る事が可能。手ぶれ補正は非搭載なので、絞り込んで使う場合にはDMC-GX7やDMC-GX8等のボディ内手ぶれ補正を搭載したモデルやオリンパス機で使用すると良いだろう。
同焦点距離でさらに大口径なLEICA DG SUMMILUX 25mm/F1.4 ASPH.が存在する。描写性能はワンランク上の写りではあるが、その分価格が倍ほどする。古いボディだと大口径単焦点を使いこなすシャッタースピードを持ち合わせていなかったりもするので、2倍の価格差と自身の環境を考えて購入を検討しよう。
海外の評価
Admiring Light
- 安価なレンズであり高級レンズに匹敵する作りではない。しかし、価格を考慮すると頑丈だ。
- レンズマウントは金属製である。
- レンズフードはプラスチック製だ。レンズのデコレーションリングを外して装着する。
- 比較的軽量で小型なレンズであり、どのカメラボディと組み合わせてもバランス良好だ。オリンパス25mmほどコンパクトでは無いが、ジャケットのポケットにでも入れない限りサイズに不満を感じないはずだ。
- フォーカスリングは滑らかに動作し適度な抵抗量だ。
- オートフォーカスはとても高速で静かだ。GX8ではほぼ瞬時にピントが合い、E-M10 Mark IIは少し遅くなる。暗所でも動作は速い。しかし、ミラーレスレンズとしては珍しくピント精度が悪い。
- シャープネスはF1.7でとても良好だが、絞ってもあまり改善しない。四隅は僅かにソフトだが多くの状況で十分な解像性能だろう。控えめな価格設定を考慮すると十分なパフォーマンスだが、圧倒的なパフォーマンスではない。
- 安いレンズは四隅のボケが欠ける傾向にある。このレンズのボケは滑らでこそ無いものの、玉ボケは全体的に均一だ。
- コントラストは素晴らしくがっかりしない性能だ。
- 発色は主張しすぎず均等に飽和する。
- 驚いたことに倍率色収差は等倍でチェックしても非常に少ない。軸上色収差もかなり良好に補正されている。
- 多くのマイクロフォーサーズ用レンズと同じく歪曲収差はデジタル補正に依存している。RAWでデジタル補正を切ることができるソフトでは目立つ樽型歪曲を確認できる。
- デジタル補正がオフとなっていても周辺減光は良好だ。絞り開放では僅かに減光が確認できるものの、少し絞ると無視できる程度だ。
- フレア耐性はこのレンズの欠点の一つだ。
長所:軽量で良好なビルドクオリティ・高速で比較的静かなオートフォーカス・F1.7からシャープな画質・価格を考慮すると良好なボケ・色収差と周辺減光が良好・良好な発色とコントラスト
短所:特に遠距離でピントが外れる場合がある・逆光耐性が問題となる場合がある・動画撮影時にフォーカス動作音が聞こえる場合がある
このレンズは競合が多い標準大口径のカテゴリにおいて安価でパフォーマンスが良好だ。大口径レンズを持っていない人にとって魅力的な選択肢となるだろう。
しかし、ピント精度の問題があり、特に無限遠を使った場合の撮影では注意が必要だ。場合によってはマニュアルフォーカスでピントを合わせる必要があるだろう。安価に手に入れたのであれば納得できるかもしれないが、少し高めの価格設定で手に入れた場合は満足できないかもしれない。風景撮影の場合は特に注意するべきだ。
ピント精度はさておきレンズは良好に動作する。LEICA 25mm F1.4やM.ZUIKO 25mm F1.8と比べて優れている訳では無いが、良好なレンズである。
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