違いはオートフォーカス LUMIX G VARIO 100-300mm F4.0-5.6 II POWER O.I.S.【評価・作例】

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LUMIX G VARIO 100-300mm F4.0-5.6 II POWER O.I.S.	新品・中古情報	新品・中古情報	新品・中古情報	新品・中古情報

プロテクト	C-PL	ND	ソフト
X-CAP

品番	H-FSA100300
レンズ構成	12群17枚（EDレンズ：1枚）
マウント	マイクロフォーサーズマウント
画角	W（f=100mm）：12°?T（f=300mm）：4.1°
光学式手ブレ補正	○（POWER O.I.S.、Gシリーズ本体に準じたMODE切換えが可能）
Dual I.S. 対応	○（Dual I.S.2）
焦点距離	f=100-300mm（35mm判換算：200-600mm）
最小絞り値	F22
開放絞り	F4.0（W端）-F5.6（T端）
絞り形式	7枚羽根円形虹彩絞り
撮影可能範囲	ズーム全域で1.5m?∞（撮像面から）
最大撮影倍率	0.21倍（35mm判換算：0.42倍）
フィルター径	Φ67mm
防塵防滴	○
最大径×長さ	Φ73.6mm×約126mm^※
質量	約520g（レンズフード、レンズキャップ、レンズリアキャップを含まず）
動作環境（使用可能温度 / 湿度）	0?40 ℃ / 10?80 ％
付属品	レンズフード、レンズキャップ、レンズリアキャップ、レンズ収納袋

このII型レンズはI型からAF駆動・絞り機構・手ぶれ補正の点が異なる。光学設計は同等だ。さらにマウント部に耐候性を持たせるゴムガスケットが追加された。
DMC-GX7と100mm F4.5で同時にレリーズケーブルを作動させAF速度を比較した。II型では0.55秒、I型は0.57秒という結果だ。これは大きな違いでは無いだろう。
一方でDC-GH5と組み合わせると、II型で0.20秒、I型で0.25秒と明らかに差がついている。
しかし、300mmにおいてはI型の方が30％ほど速いという平均値を得た。これは私の予想外の出来事であり、II型のファームウェアが成熟していないのではないか？と推測している。
高速連続撮影ではI型よりもII型の方が連写コマ数が多くなる。これは絞り機構の変化によるものだ。しかし、II型のAF速度である程度相殺されてしまう。
フォーカス精度はII型が一貫して正確だ。
画質について検証すると、II型の方が幾分か優れた光学性能を示している。

このレンズは素敵なアップグレードを施されている。耐候性を持ち、そして耐候シーリングのおかげでズームリングの摩擦が増えレンズ鏡筒の自重落下が無くなっている。さらにより高いフレームレートの連写撮影が可能となり精度も良好だ。

I型からII型にアップグレードする価値はあるだろうか？私はその問に対しては「LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm/F4.0-6.3 ASPH./POWER O.I.S.」をオススメしたい。

しかし、その一方で100-400mmよりも軽く、I型よりも汎用性が高まっているII型へアップグレードの悪くはない選択肢だ。