このページではキヤノンのコンパクトデジタルカメラ「PowerShot G7 X Mark III」の情報を収集しています。
Index
更新履歴
- 2021-09-30:ファームウェア1.3.0が公開されました。
- 2019-09-05:フォトヨドバシが実写レビューを掲載しています。
- 2019-07-23:Lesnumeriqueがレビューを掲載しています。
- 2019-07-12:PhotographyBlogがサンプルイメージを公開しています。
- 2019-07-09:正式発表されました。
- 2019-07-09:量販店では99,900円(税込)となり、8月上旬発売予定とのこと。
データベース
レビュー
- CameraJabber
- 価格コム
レビュー/口コミ
購入早見表
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海外の評価
DPReview
個性的な動画機能
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- 引き続き24-100mm相当のF1.8-F2.8レンズを搭載している。コントロールリングのデクリック機構が省略されているので注意が必要だ。動画機能が強化されているにも関わらず、奇妙な仕様である。
- タッチパネルの操作性は業界の中でも指折りの操作性だ。
- USB充電に対応しているが、USB-PD対応製品に限定される。また、給電はできない。
- レンズの性能もあって競合他社と比べて最もシャープな画質だ。RX100Vと比べて遥かに優れている。ノイズレベルはこのクラスで最高水準である。
- レンズと良好な画質に加えてフル画角の4KやVlogger向けの堅実な機能を備えている。
- オートフォーカスはコントラスト検出方式だ。RX100Vのような像面位相差AFシステムでは無く、時折イラっとするがレスポンスは良好だ。動画撮影時のAFはハンチングしやすい。
- 残念ながら24pに対応していなかったり、連続動画撮影時間は10分間だ。
- ライブストリーミングは設定さえ完了すればしっかりと動作する。
- 優れたビルドクオリティだ。G5 X Mark IIのような内蔵EVFを備えていないが、チルトタッチモニタは良好に動作する。
- サーボAFは良好に動作するがバーストモードと併用はできない。
- RX100Va:より優れたAFと速写性のカメラだ。ただし、タッチパネル非対応でバッテリーの寿命が短い。
- G5 X Mark II:ライブストリーミングは無いが、?120mmのズームレンズやポップアップEVFなどが魅力的だ。一部の動画機能が必要無ければ良い選択肢となるだろう。
- LUMIX LX10:比較して少し明るいレンズを備えているが、JPEG画質はキヤノンほどでは無い。また、バッファが小さくAFはハンチングしやすい。
全体的に優れたカメラだが、動画仕様におけるオートフォーカスと機能の制限は残念だ。
DPReview:Canon PowerShot G7 X III review: the compact camera that lets you broadcast to the world
ePHOTOzine
歓迎すべき第3世代だが…
- G7 X Mark IIIは持ちやすく使いやすいカメラだ。金属とプラスチックのパーツで構成され、前後には適切なカメラグリップが施されている。いくつかの点ではより高価なG5 X Mark IIよりも快適である。(背面が金属製でコントロールリングの感触が良好)
- コントロールレイアウトは見やすく、タッチ操作による操作も可能で、必要に応じてカスタマイズも出来る。
- メニューシステムはEOSシステムと同じだ。
- レンズコントロールリングはクリック音がするので動画撮影時は避けたほうが良いだろう。
- 3インチのタッチパネルは鮮明で見やすい104万ドットのチルトモニタだ。180度回転出来るので自撮りやVloggerに最適だ。
- 49点のAFシステムは画面隅でも選択可能だ。顔検出を備えているが瞳検出には対応していない。
- 露出の信頼性は高く、常に良好な結果を得ることが出来る。露出補正の必要性はほとんど感じない。
- 心地よい色再現であり、これはキヤノンの強みだ。
- レンズの広角端における四隅はいくらかソフトだが、中央はシャープだ。幸いにもこれは望遠端では問題とならない。
- レンズの周辺減光は目に付かず、歪曲収差はカメラで自動的に補正される。色収差も撮影した写真から見つけるのは難しいほど補正されている。
- マクロではいくらかソフトとなるので小絞りを使うと良いだろう。クローズアップ時のボケは良好だ。
- センサーはG5 X Mark IIと同じなので、ISOノイズ性能は同程度だ。ノイズを最小限に抑えるならば、ISO125~800までの使用がおススメだ。低照度でもISO1600~3200までは良好な結果を得ることが出来る。しかし、ISO6400~12800ではノイズが増えてディテールが大きく低下する。リサイズしてウェブに掲載するのであればまだ役に立つかもしれない。ISO25600は避けるべきだ。
- オートホワイトバランスはタングステン照明下で暖色傾向を示す。「Cool設定」により、よりニュートラルな結果を得ることが可能だ。
- パノラマモードの結果は良好だ。
- Youtubeのライブストリーミングに対応しているが、Youtubeアカウント側でライブストリーミングを有効にしていないとエラーが発生する。
- 動画の画質は良好で色再現性は高い。露出は安定してピントは合っている。逆光時にいくらかフレアが目立つものの、明るい光源を避けることで問題は回避できる。
G7 Mark IIから歓迎すべきアップデートが施され、静止画・動画どちらのユーザーにも訴求力のある製品だ。
広角端における四隅のレンズ性能には少し残念だが、他の状況では結果良好だ。レンズに関してはG5 X Mark IIが搭載した新開発の光学5倍ズームが存在するので見劣りしてしまう。
マイク端子・FHD 120p、4K動画は魅力的なポイントだが、24fpsの録画設定が無かったり、コントロールリングのクリック音により購入を躊躇ってしまうかもしれない。
長所:4K動画・マイク端子・色再現・使いやすい・連写速度・高い応答性
短所:広角端四隅が甘い・24fpsの動画設定が無い・コントロールリングのデクリック機能が無い
DPReview:知っておくべきポイント
知っておくべきポイント
- どちらもイメージセンサーが積層型CMOSへと更新されている。DRAMチップを搭載したこのイメージセンサーとDIGIC 8プロセッサーにより非常に高速な読み出し速度となっている。
- G5 Xの連写速度はRAW出力で1.1fpsしかなかった。それが両機とも追従AFで8.0fps/8.3fps、AF固定で最大20fpsのRAW+JPEG出力が可能だ。(G7 X Mark IIは最大で5.4fpsである)
- さらに電子シャッターに切り替えるとRAWバーストモードで30fpsのRAW出力に対応している(AF/AE固定)。さらにシャッター半押しから全押しまでの0.5秒間のプリ連写(15枚)に対応している。
- どちらも4K 30p、FHD 120fpsの撮影をクロップ無しで撮影可能だ。これはFHD 60pのみの旧モデルから大きな変化である。
- どちらもデュアルピクセルCMOS AFを搭載していないが、G7 X Mark IIのコントラスト検出AFは驚くほど効果的だったので同じパフォーマンスを期待できるだろう。
- 残念ながら4K 24pの動画撮影は含まれていない。マイク端子はG7 X Mark IIIのみだ。
- G7 X Mark IIはVlogerに好まれたカメラであり、G7 X Mark IIIはさらにカメラで直接YouTubeへライブ動画を流すことが出来る機能を実装した。これはG5 X Mark IIには搭載していない機能だ。
- 小型なNB-13LバッテリーでWiFi・ライブストリーミングは荷が重い。しかし、このカメラはUSB給電に対応している。これはG5 X Mark IIも同様だ。
- G7 X Mark IIIの外観はMark IIとほとんど変わらないが、G5 X Mark IIは外観が大きく変化した。G5 X Mark IIはG5 Xに存在したフロントコマンドダイヤルが無くなっている。
- どちらもレンズ外周部にカスタマイズ可能なコントロールリングを備えているが、残念なことにG7 X Mark IIのようなクリック解除機能は無い。
- G5 X Mark IIとG7 X Mark IIIの大きな違いはG5 X Mark IIIに搭載されたポップアップ式OLED電子ファインダーと新設計のレンズだ。
・EVFはソニーと同じような仕組みの236万ドットだ。さらに120fpsのリフレッシュレートにより動体の撮影が簡単だ。
・新設計のレンズはF18-F2.8を維持しながら24-120mmとズームレンジが広がっている。以前からズームレンジの広いレンズだっただけに、さらなるアップグレードとは驚きだ。 - 他に追加・改善した項目はいくつかある。
・新しいフォーカスブラケットモード
・改良したパノラマモード
・Bluetooth/WiFi
・HDR動画
・最速1/25600秒の電子シャッター
・4Kタイムラプス
・EOS似のインターフェース - キヤノンは驚くほど多くの改良とアップデートを堅実だった2台の前モデルに詰め込んだようだ。
参考:G7 X Mark IIデータベース
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