シグマのフルサイズミラーレス用交換レンズ「24-70mm F2.8 DG DN」レビューページに玉ボケ・逆光テストの結果を追加しました。
玉ボケ
24mm
周辺減光と同じく、もっとも 口径食の影響を受ける焦点距離。四隅の変形を抑えるためには少なくともF5.6まで絞る必要があります。幸いにも11枚の絞り羽根であるため、絞った際の角ばりは軽微。
3枚の非球面レンズを使用しているので、玉ボケの内側は滑らかと言えません。しかし、玉ねぎボケのような輪郭線は見えづらく、ザラついた質感に問題なければ許容範囲内と言えるでしょう。少なくともズームレンズとしてはまずまず良好な描写です。
50mm
口径食の影響はほとんど無くなり、絞り開放からフレーム全域で良好な玉ボケとなっています。F2.8では僅かな変形があるものの、F4まで絞ればほぼ解消します。
70mm
極端な四隅のみ、口径食の影響を受けています。ズームレンズの望遠端としてはなかなか良好なパフォーマンス。玉ボケが大きくなることで、内部のガサガサとした描写が少し目立つようになります。イルミネーションのようなコントラストが高いシーンでは目立つかもしれませんが、大部分のシチュエーションでは特に大きな問題とはならないはず。
逆光・光条
レンズフレアは良く抑えられていますが、強い光源がフレーム中央にあると大きな円形状にコントラストが低下する可能性があります。
ゴーストは基本的に強い光源がフレーム上にある場合は少なからず発生する模様。比較的自然な描写のゴーストであり、コントラストの低下は抑えられているので味付けのように使うことも出来るはず。ゴーストを消そうと思うと後処理は大変そうです。
光条はF16~F22で綺麗な筋状となります。
24mm
35mm
50mm
70mm
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