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シグマ 50mm F2 DG DN レンズレビューVol.2 遠景解像編

シグマ「50mm F2 DG DN 」のレビュー第二弾を公開。今回は恒例の撮影地点からレンズの遠景解像性能をチェックしています。

50mm F2 DG DN のレビュー一覧

遠景解像力

テスト環境

  • 撮影日:2023-04-21:曇天・微風
  • カメラ:α7R V
  • 三脚:Leofoto LS-365C
  • 雲台:SUNWAYFOTO GH-PRO II
  • 露出:絞り優先AE ISO 100
  • RAW:Adobe Camera RAW
    ・シャープネスオフ
    ・ノイズリダクションオフ
    ・レンズ補正オフ

テスト結果

絞り開放のF2からフレーム全体で良好な解像性能が得られます。周辺部や隅に向かって極端な画質の低下が見られず、コントラストも良好に維持。球面収差や軸上色収差、そして倍率色収差やコマ収差まで光学的に優れた補正状態に見えます。絞ると僅かに残存する軸上色収差が収束し、シャープでコントラストの高い、ピークのパフォーマンスを発揮。F8くらいまで性能を維持し、F11以降は回折の影響で徐々に低下します。

中央

絞り開放のF2では細部のコントラストや色のりが僅かに低下しているものの、解像性能はとても良好。F2.8まで絞るとコントラストが改善し、ほぼピークの性能が得られます。F4でさらに改善しますがごく僅か。ピークの性能はF8まで維持し、F11以降は回折の影響で低下。6100万画素の解像性能を活かすのであれば、F11くらいまでに抑えたほうが良いかなと思います。

周辺

周辺部もF2から中央と同程度の優れた解像性能が得られます。やはりベストを尽くすのであればF2.8~ですが、F2でも十分に良好な結果。

四隅

驚いたことに、フレーム隅でも顕著な画質低下はありません。ダブルガウス型を採用した典型的な50mm F2クラスは周辺部に向かって顕著な落ち込み(主にコマ収差や非点収差)があるものの、このレンズはF2から全く問題なし。F4まで絞るとさらに画質が向上し、周辺部と遜色のない優れた結果を得ることが出来ます。6100万画素のα7R Vを活かせるレンズと言っても過言ではありません。

まとめ

50mm F2クラスとしては非常に優れた遠景解像性能です。格安ダブルガウス型の50mm F1.8とは一線を画す光学性能であり、FE 50mm F1.8と比べて絞り開放の性能は遥かに良好(そのぶん価格も倍以上でですが…)。

少なくとも遠景に関していえばシグマ Artやソニー G Masterに匹敵する解像性能であり、F1.4とF2の違いが気にならなければコストパフォーマンスの高い結果が得られます。F8まで絞ると格安レンズとの差が縮まるものの、夜景など低照度でF2の解像性能を重視する場合は面白い選択肢になるはず。

注意点は接写時に周辺部のパフォーマンスが低下すること。このあたりは近距離解像チャートを用いたテストでご紹介したいと思います。

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作例

オリジナルデータはFlickrにて公開

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