このページでは一眼カメラ用交換レンズ「YONGNUO YN42.5mm F1.7」および後継モデルの情報を収集しています。
最新情報
- 2020-04-22:日本国内ではあまり話題となってませんが、Yongnuoがマイクロフォーサーズ用交換レンズ「YN42.5mm F1.7」を2019年秋頃にリリースしていたので専用の情報収集ページを作成しました。
レンズデータ
購入早見表
*今のところAmazon以外で出品を見たことがありません。
レンズデータ
レンズ仕様
焦点距離 | 42.5mm |
---|---|
最大口径比/最小口径比 | F1.7-F22 |
レンズ構成 | 8群9枚 EDレンズ2枚 |
AF方式 | STM |
最短撮影距離 | 0.30m |
最大撮影倍率 | 0.15倍 |
絞り羽枚数 | 7枚(円形絞り) |
フィルターサイズ | 52mm |
マウント規格 | マイクロフォーサーズ |
大きさ 最大径×長さ | 61.6×55.4mm |
質量 | 146g |
MTFチャート
レンズ構成図
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海外の評価
radojuva
radojuva:Обзор YONGNUO YN42.5mm F1.7M II (42.5 F1.7 STM, вторая версия)
- レンズの紹介:
・マイクロフォーサーズ用の中望遠レンズだ。
・F1.7の明るさを備え、小型軽量でステッピングモーター駆動のAFに対応している。
・非常に低価格である。
・明らかな欠点は互換性だ。動作する機種と動作しない機種がある。
・2019年に登場したYN 42.5mm F1.7の後継モデルである。2020年に夏の終わりに正式発表された。 - I型との違い:
・I型から1年後にリリースされている。
・ボディデザインが異なる。
・AF/MFスイッチが小さくなっている。
・前玉付近のフレームが異なる。
・ラベルのデザインが変更されている。
・最新カメラで動作するように最適化されている。
・フォーカスリングの遊びが無くなっている。
・タイトだが快適なフォーカスリングだ。
・AFが遥かに静かに動作する。
・少し高価だが、あまり変わらないかもしれない。
・光学設計は同じだ。 - 主な仕様:
・42.5mm F1.7
・0.3m?∞
・52mmフィルター
・ステッピングモーター(インナーフォーカス)
・AF/MFスイッチ
・金属マウント
・8群9枚 EDレンズ2枚
・絞り羽根 7枚
・最小絞り値 F22
・最大撮影倍率 0.15倍
・146g - ビルドクオリティ:
・レンズには保証書・説明書・QCカード・乾燥剤・キャップが付属する。
・プラスチック製だがしっかりとしている。
・フォーカスリングはプラスチック製だ。
・絞り羽根は不規則な7枚羽根だ。作動音が少し聞こえる。動作の遅延はわずかで支障はない。
・カメラによってはレンズを認識しなかったり、AF/MFスイッチが利かなかったりする。 - 携帯性:
・わずか135gだ。パナソニックの42.5mmとほぼ同じである。 - 操作性:
・AF/MFスイッチを搭載している。 - オートフォーカス:
・ステッピングモーター駆動である。
・フォーカス速度は高速に近い平均的な性能だ。非常に快適である。
・十分静かだが、STMらしいノイズが少し聞こえる。I型と比べると遥かに静かだ。
・インナーフォーカスである。
・フォーカスブリージングがあり、最短撮影距離では画角が狭くなる。 - マニュアルフォーカス:
・バイワイヤ式のフォーカスリングである。
・ピント全域を移動するには3回転必要だ。 - 手ぶれ補正:
・一部のオリンパスカメラではボディ内手ぶれ補正が機能する。 - 解像性能:
・中央は絞り開放から良好だ。
・四隅はF2.8?F4で許容範囲内に収まる。 - 像面湾曲:
・記載なし。 - ボケ:
・玉ボケの形状は不均一だ。
・非球面レンズを使用していないので玉ボケの内側は滑らかだ。 - 色収差:
・十分に補正されている。
・全体的な色収差はこのようなクオリティのレンズとしては一般的だ。
・軸上色収差が見られる。
・玉ボケの縁取りに色づきが見られる。 - 球面収差:
・記載なし。 - 歪曲収差:
・影響は小さい。
・補正しやすい歪曲収差である。
・実写で歪曲収差に気が付きにくい。 - 周辺減光:
・F1.7の無限遠で最も目立つ。
・最短撮影距離で減光が改善する。
・F2.8-F4で減光はほぼ解消する。
・減光は後処理で簡単に補正可能だ。 - コマ収差:
・記載なし。 - 逆光耐性:
・レンズフードには対応していないが、逆光耐性は良好だ。
・逆光耐性は良好だが、厳しい環境では小さな虹が発生する。
・光条は目立たない。
総評
初代の不具合がいくつか修正されている。その結果、ハイクオリティでバランスの取れたレンズとなっている。ただし、LUMIX G2では動作しなかった。公式ウェブサイトに記載されている対応カメラのリストをよく確認しておこう。
約100ドルとなる可能性があり、非常に魅力的な価格設定だ。きちんとしたクリエイティブなレンズであり、アマチュアフォトグラファーにとって面白い選択肢となるだろう。
長所:低価格・小型軽量・静かなSTM・インナーフォーカス・接写性能・便利なAF/MFスイッチ・F1.7・良好な光学性能
短所:互換性・フードが無い・絞り羽根の形状・絞り羽根の動作音・手ぶれ補正なし・ピント距離表示なし・歪曲や周辺減光の自動補正不可
radojuva
- 2019年10月14日に正式発表された。デッドコピーなのか不明だが、おそらくこれはYongnuo開発のレンズだろう。
- マイクロフォーサーズ用の中望遠単焦点レンズだ。パナソニックやオリンパス、コダック、シャオミなどのマイクロフォーサーズカメラに装着できる。
- 主な仕様
・42.5mm F1.7
・0.3m?∞
・52mmフィルター
・ステッピングモーター(インナーフォーカス)
・AF/MFスイッチ
・金属マウント
・8群9枚 EDレンズ2枚
・絞り羽根 7枚
・最小絞り値 F22
・最大撮影倍率 0.15倍
・146g - フルサイズで言うところの85mm F3.4に相当する。
- ボディ内手ぶれ補正は動作する。
- 保証書・説明書・レンズキャップが付属している。
- 外装はプラスチック、レンズマウントは金属製だ。
- フォーカスリングはプラスチック製である。手に取ってみるとおもちゃのようだ。フォーカスリングには横方向の遊びがあるものの、それほど不快には感じない。
- 重量はわずか135gだ。パナソニック「LUMIX G 42.5mm/F1.7 ASPH./POWER O.I.S.」とほぼ同じ重量である。
- 絞り羽根は不規則な7角形の形状である。
- レンズフードはバヨネット式では無く、フィルターソケットにねじ込むタイプだ。どのタイプのレンズフードが適しているのか分からない。
- オートフォーカスは平均的でとても快適だ(高速に近い)。LUMIX G5との組み合わせで動作に問題は無い。E-M5 Mark IIでも動作を確認している。
- オートフォーカスの動作はかなり煩く、ボディ内蔵マイクで録画すると駆動音が聞こえる。
- マニュアルフォーカスは電子制御だ。ピント全域のストロークはおよそ3回転である。動作に遅延は見られない。
- フォーカスブリージングが見られ、最短撮影距離では画角が狭くなる。
- シャープネス
・フレーム中央は絞り開放から良好だ。
・フレーム四隅はF2.8以降で許容範囲内となる。 - 歪曲
・影響は小さい。
・補正しやすい歪曲収差である。
・実写で歪曲収差に気が付きにくい。 - 周辺減光
・F1.7の無限遠で最も目立つ。
・最短撮影距離で減光が改善する。
・F2.8-F4で減光はほぼ解消する。
・減光は後処理で簡単に補正可能だ。 - 収差
・光条は目立たない。
・玉ボケの形状は不均一だ。
・逆光耐性は良好だが、厳しい環境では小さな虹が発生する。
・四隅で口径食の影響により玉ボケが変形する。
・非球面レンズを使用していないので玉ボケの内側は滑らかだ。
プラスチッキーなおもちゃのレンズに見えるが、使ってみると大きな欠点の無い機能的なレンズと判明した。価格は約70ドルと非常に魅力的だ。アマチュアフォトグラファーの優れた選択肢となるだろう。
長所:低価格・小型軽量・金属マウント・STM・インナーフォーカス・接写性能・便利なAF/MFスイッチ・F1.7・良好な光学性能
短所:AFがうるさい・フードが無い・絞り羽根の形状・絞り羽根の動作音・フォーカスリングのバックラッシュ・手ぶれ補正なし・ピント距離表示なし・歪曲や周辺減光の自動補正不可・保証が不明
radojuva:Обзор YONGNUO 42.5mm 1:1.7 + Update 1,2
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