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ソニー E 18-135mm F3.5-5.6 OSS 交換レンズデータベース【評価・作例】

このページでは一眼カメラ用交換レンズ「E 18-135mm F3.5-5.6 OSS」の情報を収集しています。

更新履歴

  • 2018-06-12:Sony Alpha Blogがレビューを掲載しています。
  • 2018-04-09:The Phoblographerがレビューを掲載しました。
  • 2018.2.28:作例にPhotographyBlogを追加しました。
  • 2018.2.9:レビューもMobile01、作例にビックカメラを追加しました。
  • 2018.2.7:レビューにフジヤカメラブログ、作例にフォトヨドバシ・KASYAPAを追加しました。
  • 2018.2.5:Flickr Groupを作例に追加しました。。

データベース

購入早見表

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レンズデータ

レンズ仕様

名称 E 18-135mm F3.5-5.6 OSS
対応撮像画面サイズ APS-C
焦点距離(mm) 18?135 mm
レンズ構成 (群-枚) 12-16
開放絞り (F値) F3.5?5.6
最小絞り (F値) F22?36
絞り羽根 (枚) 7
最短撮影距離 (m) 0.45m
最大撮影倍率 (倍) 0.29倍
フィルター径 (mm) 55 mm
手ブレ補正 搭載
外形寸法 最大径x長さ (mm) 67.2mm x 88mm
質量 約 (g) 325g

MTFチャート

レンズ構成図

競合レンズ

純正 標準ズーム比較

  • 面白いことにレンズ構成枚数は3種類とも同じ。
  • 接写性能はE 18-135mmが最も良好
  • 広角16mmや絞り値、携帯性を重視すると16-70mm ZA
  • 使い勝手を重視すると18-135mm
  • 動画重視ならPZ18-105mm
名称 E 18-135 ?E 16-70 PZ 18-105
焦点距離(mm) 18?135 16-70 18-105
レンズ構成 (群-枚) 12-16 12-16 12-16
開放絞り (F値) 3.5?5.6 4 4
最小絞り (F値) 22?36 22 22
絞り羽根 (枚) 7 7 7
最短撮影距離 (m) 0.45m 0.35 0.45(W)
0.95(T)
最大撮影倍率 (倍) 0.29倍 0.23 0.11
フィルター径 (mm) 55 55 72
手ブレ補正 搭載 搭載 搭載
外形寸法 最大径x長さ (mm) 67.2x88 66.6x75 78x110
質量 約 (g) 325 308 427
インナーズーム 対応
電動ズーム 対応
外観
レンズ構成
MTF

海外の評価

CAMERA LABS

  • 直径67mm・全長68mm・重量325gのコンパクトで軽量なレンズだ。似たような使用のCanon・Nikon・Fujifilmのレンズと比べて優れている。このため、コンパクトなα6000シリーズのボディには理想的であり、将来はキットズームになると予想している。
  • リニアモーター駆動のフォーカシングは高速で滑らかなためスチルでもムービーにも使いやすい。作動音は静かで動画撮影時でもほとんど聞こえない。
  • 主にエンジニアリングプラスチックで構成されている。
  • 鏡筒の直径はカメラの底面と同程度になるため床に置く場合に安定する。
  • E PZ 18-105mm F4 G OSS」よりも小さく、遥かに相性が良い。
  • 18mmにおける絞り開放の四隅はとてもシャープでは無いが、一般的な標準ズームと比べてかなり改善している。さらにF5.6まで絞るととてもシャープになる。
  • 135mmは多くのズームレンズと同様にコントラストが幾分か低下する。しかし、全体的に見ると高く評価できるものだ。
  • 望遠側を使うことで被写体を背景から分離させることが出来るものの、これを重視するのであれば単焦点レンズが必要だ。
  • 135mmで接写すると全体的にシャープネスが低下する可能性がある。
  • 後ボケはこのカテゴリのズームレンズとしては良好に描写されている。

光学7.5倍ズームでF3.5-5.6というレンズは珍しいものではない。しかし、ライバルのレンズと比較して各段に小さく軽量だ。滑らかで静かなフォーカス駆動も魅力的である。私はこのレンズが将来のキットズームになることを望んでいる。

ePHOTOzine

  • レンズは大部分がプラスチック製で軽量だがマウントは金属でビルドクオリティは良好だ。
  • 汎用性の高いトラベルズームと考えると防塵防滴仕様では無いのが残念だ。
  • α6500と組み合わせた時のAFは高速だ。
  • シャープネス:
    18mm:中央はF3.5-F11まで優れている(excellent)。F16でもまだ非常に良好(very good)だが、F22でかなりソフトになる。隅はF3.5?F8まで非常に良好(very good)でF11で良好(good)、F16でソフトとなり、F22で非常にソフトだ。
    35mm:F4.5-F11まで優れた(excellent)中央シャープネスを発揮し、F16で依然として良好(good)だが、F22以降はソフトとなる。隅はF4.5でとてもソフト(very soft)でF5.6で良好(good)、F8-F16で非常に良好(very good)となる。
    70mm:F5.6-F11まで中央シャープネスは優れ(excellent)ている。F16でなお非常に良好(very good)だがF22-F36でとてもソフトになる。隅はF5.6-F16まで非常に良好(very good)でF22でソフト、F32-F36でとてもソフトになる。
    135mm:中央はF5.6-F11まで優れている(excellent)。F16でも非常に良好(very good)でF22で良好、F32-F36でとてもソフトとなる。隅はズームレンジ全域で最も弱い部分だ。F8で良好だが他の絞り値はとてもソフトである。
  • 18mmの色収差は中央でとても良好に補正されているが、隅で大きな色ずれが見られる。35mmでやや改善し70mmで同様のパフォーマンスを発揮するが、135mmではとても悪化する。中央はまだマシだが隅はとても目立つ。
  • 18mmで-0.44%の樽型歪曲、35mmで0.47%の糸巻き歪曲、70mmで0.19%の糸巻き歪曲、135mmで-0.11%の樽型だ。これが実写で問題となることはないだろう。
  • フレアの兆候は見られない。レンズ構成を考慮すると立派な結果だ。
  • ボケは7枚絞り羽根であるにも関わらずとても滑らかだ。
  • 価格は富士フイルムやキヤノンの同クラスと似ているが、ペンタックスの18-135mmが簡易防滴を備えつつ安価であることから割高に感じるかもしれない。

多目的なレンズである18-135mmで抜群の性能を発揮するのは難しい。中央はシャープで接写性能は便利だが、F16以降の絞り値で解像性能が急激に落ち込んだり長焦点における周辺解像はとても甘い。完璧なレンズとは言えないが、それでもなお一般的な撮影においてはとても良い選択肢となるだろう。

E 18-135mm F3.5-5.6 OSSの長所

  • 絞り開放で優れた中央シャープネス
  • 中央で低色収差
  • 素敵なボケ
  • 低歪曲
  • 華やかでカラフルな描写
  • 小型軽量

E 18-135mm F3.5-5.6 OSSの短所

  • 端の色収差が大きい
  • 防塵防滴仕様ではない
  • 小絞りの描写が甘い
  • 135mm時の周辺が甘い

機能性…4・操作性…4.5・性能…3.5・価格…4・総評…4

IMAGING RESOURCE

E 18-135mm F3.5-5.6 OSSはAPS-C用のコンパクトで楽しいオールインワンなレンズだ。驚くほどコンパクトでα65000との組み合わせ抜群である。

ソニーEには数多くの標準・高倍率ズームが選択肢として用意されている。その中でも本レンズはあまり高価ではなく、使いやすいズームレンジだ。防塵防滴仕様では無い点に注意したい。

18?20mmにおける周辺減光と歪曲に僅かな問題を抱えつつも、とても良好なシャープさを持つ素晴らしいレンズである。

  • このレンズはキヤノンやニコンの類似するズームレンズよりも驚くほどコンパクトだ。
  • レンズの直径はボディの全高と同程度で一日中携帯できる洗練された組み合わせだ。バッグへの収納も容易である。
  • とても軽量なレンズだが、しっかりした造りと感じる。鏡筒は頑丈なポリカーボネートプラスチックだ。
  • 長焦点側で内筒が1インチほど伸びる。自重落下の傾向は無い。
  • 防塵防滴仕様でない点についてソニー代理店に聞いてみると、サイズや価格上昇を抑えるためだという。
  • オートフォーカスはとても高速で静かである。AF-C・AF-Sともに上手く動作する。
  • シャープネスはズームレンジ全域でとても良好だが、少し絞るとさらに改善する。
  • 色収差や周辺減光は実写において非常に少ない。高いコントラスト時に特定の状況下でパープルフリンジが発生する。
  • 歪曲は18-20mmで最も目立つ。望遠端でも僅かな樽型歪曲だ。
  • 18mmで撮影したRAWファイルを確認するとAPS-Cのイメージサークルをカバーしてないことが分かる。後処理により完全にケラレが無くなるものの、ディテールは犠牲になっている。

PhotographyBlog

  • プラスチック鏡筒を採用した本レンズは325gで全長9cm。焦点距離を考慮すると非常にコンパクトで軽量なレンズである。
  • 135mmにズームすると2.5cmほど内筒が伸びる。
  • プラスチック鏡筒だがビルドクオリティは十分だ。しかし、コストを抑えるためか防塵防滴仕様では無い。
  • オートフォーカスは静かで高速である。α6500との組み合わせでは0.2秒ほどで被写体を捕捉した。良い環境でも悪い環境でもハンチングはほとんど経験していない。
  • 色収差は高コントラストなシーンで発生するが、テストショットでは目立たなかった。
  • 周辺減光は開放で目立つため、少なくとも2段絞らないと解消できない。
  • 歪曲はほとんどない。(訳注:デジタル補正が適用されていると思われます。)
  • ボケはとても魅力的だ。
  • シャープネス:
    18mm:中央はF3.5-F16まで驚くほど高い。F22は回折の影響を受けている。隅は中央ほどシャープではなく、F5.6-F16で最もシャープな結果を出す。
    35mm:F4.5-F16の中央シャープネスは驚くほど高く、F22-F29で回折の影響を受ける。隅は中央ほどシャープではなく、F5.6-F16で最もシャープな結果を出す。
    70mm:中央のシャープネスはF5.6-F16まで驚くほど高く、F22で僅かに回折の影響を受ける。隅は中央と同じくらいシャープでF5.6-F16で最もシャープな結果を出す。
    100mm:中央のシャープネスはF5.6-F16まで驚くほど高く、F22で僅かに回折の影響を受ける。隅は中央と同じくらいシャープでF5.6-F16で最もシャープな結果を出す。
    135mm:中央のシャープネスはF5.6-F16まで驚くほど高く、F22で僅かに回折の影響を受ける。隅は中央ほどシャープではなく、F5.6-F16で最もシャープな結果を出す。

このレンズは光学7.5倍のズームレンズと考慮すると極めて小さく軽量だ。このサイズで素晴らしい画質を実現し、光学手振れ補正まで搭載している。さらにオートフォーカスは高速で静か、信頼性も高い。

防塵防滴仕様は無く、開放絞り値がF5.6となるのが早い(57mm)。しかし、7枚絞りにも関わらずボケは素晴らしい。

キットレンズからアップグレードするに最適なレンズラインナップだ。

外装…4・機能…4・操作…4.5・画質…4.5・VFM…4.5・総評…4.5

Sony Alpha Blog

  • プラスチック製のレンズだが、ビルドクオリティに問題は無い。
  • とてもコンパクトで携帯性に優れているが、135mmで数センチ伸びる。
  • F値は50mmを超えるとかなり暗い。
  • AFは高速で正確だ。
  • シャープネス:
    ・18/24mm:F3.5-F8まで中央が優れ、絞ると四隅も非常に良好だ。
    ・34/50/100mm:中央は全ての絞り値で優れ、四隅はとても良好だ。
    ・135mm:F5.6以降で中央はとても良好だ。四隅はまずまずでF5.6以降は良好となる。
    ・全ての焦点距離でF8がスウィートスポットとなり、F11で低下傾向にある。
    ・全体的に良好なパフォーマンスだ。
  • 歪曲は35mm未満でかなり大きい。18mmで黒い四隅が見える。35mmより先でも歪曲はあるものの、遥かに良好だ。
  • 絞りを2段閉じるまでは減光が発生する。
  • 色収差はとても良好に補正されている。
  • 後ボケ・玉ボケは良好だがE 18-105mm F4Gほど滑らかでは無い。
  • 個人的に鮮やかすぎる発色で、微妙な色合いが足らない。
  • 動画にも使えるが、一定の絞り開放値では無く、電動ズームでも無い。E 18-105mm F4 G OSSがはるかに適しているだろう。

本レンズはPZ 16-50や18-200よりも優れたレンズだ。主に静止画用途で「広いズームレンジを光学性能の犠牲無しで手に入れたい」と思うなら最適だ。

更新履歴

  • 2018.1.21:The Phoblographerと価格.comをレビューに追加しました。
  • 2018.1.17:国内で予約販売が開始されました。
  • 2018.1.16:作例にDpreviewを追加しました。
  • 2018.1.12:国内で公式発表。予約販売は1月17日 10:00開始とのこと。
  • 2018.1.5:突如として海外公式発表がありました。現在情報を収集中、望遠側で接写性能が良好な廉価ズームレンズのようですね。

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