とるなら~写真道楽道中記~

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【評価・作例】パナライカの大口径広角単焦点 LEICA DG SUMMILUX 12mm F1.4 ASPH.

      2016/11/21

更新履歴

  • 2016.8.1更新:参考サイトに「デジカメwatch 交換レンズレビュー」を追加
  • 2016.7.24更新:「Imaging Resource」によるレビューの抄訳を追記
  • 2016.7.18更新:作例に「KASYAPA」「フォトヨドバシ」を追加

解説

競合レンズが数ある中で、最も明るい広角レンズとなったLeicaブランドの広角端焦点レンズ。

絞りリングは15mmズミルクスと同様、レンズ前部に配置されており頻繁に操作するには使いやすいものとなっている。特にダイヤル数が少ないコンパクトモデルにはありがたい機能性だ。但し、オリンパス機では今のところ絞りリングが機能しないのが痛い。

解像力は中央がずば抜けて良好で、周辺部が置いて行かれてしまっている傾向。とは言え、周辺部も十分良好な値を示している(中央が極端過ぎる)。サジタルフレアを抑えこんだレンズの様なので、大口径広角とあって星撮り用としても活躍が期待出来る。

逆光耐性はとても素晴らしく、パナソニックレンズでは貴重な防塵防滴仕様のレンズとなっている。

競合レンズとしては、やや画角が狭い『LEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7 ASPH.』や同焦点距離のコンパクトなスナップレンズ『M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0』とMF専用レンズ『サムヤン 12mm F2 NCS CS』『コーワ PROMINAR 12mm F1.8 MFT』といったところだろうか。

かなり激戦区な焦点距離の中でも、本レンズは最大となる明るさを備えたレンズとして登場する。その分、価格もそれなりの金額となってしまったがマイクロフォーサーズの広角でボケ量を稼ぐにはベストなチョイスとなる。

一 方で、コンパクトさと使い勝手が両立している15mmズミルクスやMZD12mmF2などは手頃な価格で程よい明るさ、定評のある画質で人気を博している モデル。特にコンパクトなマイクロフォーサーズには明るさを犠牲にしてでもコンパクト優先という選択肢は大いに有りだと思う。

レンズ参考サイトまとめ

現在このレンズは情報収集中です。

評判・関連

  • 価格.com
    レビュー/口コミ
  • 楽天市場レビュー
  • Amazonレビュー
  • カメラのキタムラレビュー

作例

参考サイト

海外レビューサイト記事 抄訳

Imaging Resource(SLR GEAR) レビュー抄訳

Imaging Resourceの元記事はコチラ

シャープネス

絞り開放から優れた解像力を提供してくれます。やや柔らかい四隅のみ注意すれば優れたシャープネスがフレーム全域をカバーしている。

絞ることで解像度は改善するが、それは技術的なレベルであり、F1.4と比較しておそらく大きな違いに気づくことはありません。

このレンズのスウィートスポットはF2.8で、フレーム全域でシャープな画像を得ることが出来ます。それはF11まで持続し、それ以降は回折の影響を受け始める。

コストパフォーマンスは優れており、価値は十分なものだ。

色収差

良好に色収差は補正されているが、F1.4の絞り開放において高コントラストな部分でマゼンダのフリンジを確認できる。

周辺減光

絞り開放の状態で四隅に-2/3EVの周辺光量落ちが発生する。それ以上では-1/4EV4となる。

歪曲

12mmF1.4としては非常に最小限に抑えられています。

AF

非常に速くフォーカスします、それは近接から無限遠まで1秒未満です。また非常に静かであり、62mmのフィルター枠は回転しないのでフィルターワークがし易いです。

接写

このレンズはマクロレンズとしてデザインされていないので、撮影倍率はわずか0.1倍(換算0.2倍)しかない。しかし、最短撮影距離は20㎝でワイドな画角を効果的に活かして使用することが出来ます。

品質

335gと比較的小型で軽量なレンズです。しかし、金属鏡筒・金属フィルタースレッド・金属マウントと非常にしっかりとした造りで、それは間違いなく素晴らしいソリッドなフィーリングを持っています。マウント部のウェザーシール(耐候シール)を初めとした防塵防滴仕様です。

特殊レンズを含む12群15枚の構成となっており、かなり複雑な設計になっています。9枚の絞り羽根はなめらかで素敵なボケを作ります。操作は絞りリング・フォーカスリングの2系統。

フォーカスリングは金属のような感触の仕上がりで1.58㎝の幅があります。フォーカスピーキングや拡大フォーカスエリアを使う事で非常に簡単にピント合わせを行う事が出来る印象です。左右に延々と回転するので、近距離・無限で止まりません。

絞りリングは約6mmと非常に薄く、簡易的なグリップになっています。メカとしての絞りリングでは無く、あくまでも電子制御の絞りリングです。

フレアを防止するために内部はマットな黒い塗装で、金属製のH-X012フードは付属します。フードの長さは25mm程度で、逆さ付けにも対応しています。

総評

ライカとパナソニックのパートナーシップは優れた実を結び続けています。価格はやや高いかもしれないが、それは間違いなく値打ちがあるものだ。

LUMIX G 14mm F2.5 ASPHとの比較

非常に小さく、コンパクトなパンケーキレンズで、本レンズよりも遥かに手頃な価格でシャープだ。しかし、色収差や周辺減光で問題となる事があったり、AFがはるかに遅かったりする。

LEICA DG ズミルックス 15mm F1.7 ASPHとの比較

我々はまだこのレンズをテストしていないが、12mmF1.4の価格に面食らった場合はコチラのレンズをおススメする事が出来る(少しだが画角が狭くなる事を気にしなければ)

M.ZUIKO DIGITAL 12mm F2との比較

同様の焦点距離だが、F2とわずかに暗いです。テストの結果はとても似ていますが、F2-2.8においては本レンズほどシャープではありません。それ以上に絞ると非常に似通ってきます。

購入早見表

楽天市場 Amazon カメラのキタムラ
LEICA DG SUMMILUX 12mm / F1.4 ASPH. 新品・中古情報
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62mm プロテクトフィルター 新品・中古情報
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レンズデータ

レンズ仕様

品番 H-X012
レンズ構成 12群15枚(非球面レンズ:2枚、EDレンズ:1枚、UEDレンズ:2枚)
マウント マイクロフォーサーズマウント
画角 84°
光学式手ブレ補正 ×
焦点距離 f=12mm(35mm判換算:24mm)
最小絞り値 F16
開放絞り F1.4
絞り形式 9枚羽根 円形虹彩絞り
撮影可能範囲 0.2m-∞ (撮像面から)
最大撮影倍率 0.1倍(35mm判換算:0.2倍)
フィルター径 φ62mm
防塵・防滴 ※1
最大径×長さ φ70mm×約70mm※2
質量 約335g (レンズフード、レンズキャップ、レンズリアキャップを含まず)
付属品 レンズフード、レンズキャップ、レンズリアキャップ、レンズポーチ

MTFチャート

LEICA DG SUMMILUX 12mm-mft

レンズ構成図

LEICA DG SUMMILUX 12mm-lens

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