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TTArtisan AF 17mm F1.8 C レンズレビューVol.2 解像チャート編

「TTArtisan AF 17mm F1.8 C」のレビュー第二回 解像チャート編を公開。

おことわり

PERGEARより無償貸与の製品を使用しています。
レビューにあたり金銭の授受や内容への指示は全くないことを冒頭に明記させていただきます。

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簡易的なまとめ

広角レンズの定型チャートテストで、周辺・隅の結果が低下することは珍しくありません。本レンズは広角レンズの中でも画質低下が顕著。球面収差に加え、非点収差や像面湾曲の影響が目立ちます。
周辺部は像面湾曲なのでピントを合わせたて絞ったらシャープな結果が期待できます。しかし、隅はそもそも非点収差が強すぎるため、絞ってもソフトなまま。近距離のパンフォーカスは諦めたほうが良いでしょう。F11-16まで絞って許容範囲内に収まるかどうか。

In standard test charts for wide-angle lenses, it is not uncommon for image quality to deteriorate towards the edges and corners. Among wide-angle lenses, this particular lens exhibits a notably significant drop in image quality. In addition to spherical aberration, the effects of field curvature are also conspicuous.
As image curvature is a problem in the periphery, sharp results can be expected if the focus is set and the aperture is stopped down. However, in the four corners, the image curvature is simply too severe, so the image remains soft even when the aperture is stopped down. It is best to give up on achieving pan-focus at close range. If the aperture is stopped down to f/11–16, results within an acceptable range can just about be achieved.

*当ブログのレビューは冒頭に断りが無い限り、自費購入となっています。

TTArtisan AF 17mm F1.8 Cのレビュー一覧

解像力チャート

撮影環境

テスト環境

  • カメラボディ:FUJIFILM X-E5
  • 交換レンズ:TTArtisan AF 17mm F1.8 Air
  • パール光学工業株式会社
    【HR23348】ISO12233準拠 8K解像力テストチャート(スチルカメラ用)
  • オリンパス HYRes 3.1 解析ソフト
  • 屋内で照明環境が一定
  • 三脚・セルフタイマー10秒・電子シャッター
  • RAW出力
  • ISO 160 固定
  • Adobe Lightroom Classic CCでRAW現像
    ・シャープネス オフ
    ・ノイズリダクション オフ
    ・色収差補正オフ
    ・格納されたレンズプロファイル(外せない)
  • 解析するポイントごとにピントを合わせて撮影
    (像面湾曲は近接で測定が難しいので無限遠時にチェック)
  • 近接でのテストであることに注意(無限遠側はさらに良好となる可能性あり)

補足

今回はRAW出力を元にしてシャープネスをオフの状態で検証。ボディ出力のJPEGやRAW現像でシャープネスを整えるとより数値が向上する可能性あり。今回の数値はあくまでも「最低値」とお考え下さい。

テスト結果

定型チャートテストと広角レンズの相性はもともと悪いですが、本レンズは特に収差変動が大きいようです。近距離では球面収差が非常に強く、フレーム中央でもかなりソフトな結果。

さらに像面湾曲・非点収差・コマ収差の影響もかなり目立ちます。周辺はしっかり絞ることで良好な結果が得られますが、フレーム隅は非点収差が強すぎて絞り全域でソフトな結果。

周辺部の結果はあくまでも「周辺部でピントを合わせた場合」であり、中央ピント合わせの場合は像面湾曲の影響で周辺部にピントが合いません。
(像面湾曲について解説しませんが、このあたりを参考にしてください)

中央

周辺

四隅

数値確認

Center Mid Corner
F1.8 2358
F2.0 2056
F2.8 3001
F4.0 3274 1958
F5.6 3154 2604
F8.0 3496 2973
F11 3507 3300 1817
F16 2988 2581 2070

まとめ

広角レンズの定型チャートテストで、周辺・隅の結果が低下することは珍しくありません。本レンズは広角レンズの中でも画質低下が顕著。球面収差に加え、非点収差や像面湾曲の影響が目立ちます。

周辺部は像面湾曲なのでピントを合わせたて絞ったらシャープな結果が期待できます。しかし、隅はそもそも非点収差が強すぎるため、絞ってもソフトなまま。近距離のパンフォーカスは諦めたほうが良いでしょう。F11-16まで絞って許容範囲内に収まるかどうか。

一般的な撮影距離の場合、近距離チャートテストほど酷い結果とはなりません。それでも、像面湾曲や非点収差の影響が少しあります。撮影距離に関わらず、フレーム全体でシャープな結果を期待する場合はF8-11くらいまで絞るのがおススメです。

購入早見表

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作例

オリジナルデータはFlickrにて公開

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