2019年8月8日付けでキヤノンの気になる特許出願が公開されています。
- 【公開番号】特開2019-133054(P2019-133054A)
- 【公開日】令和1年8月8日(2019.8.8)
- 【発明の名称】ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
- 【出願日】平成30年2月1日(2018.2.1)
- 【出願人】
【識別番号】000001007
【氏名又は名称】キヤノン株式会社- ????【課題】??高ズーム比で全ズーム範囲にわたり良好な光学特性と良好なフォーカシング性能が容易に得られる小型のズームレンズを得ること。
実施例1 実施例2 実施例3 焦点距離 18.40-292.50 18.40-292.50 16.00-292.50 F値 3.20-6.30 3.25-6.30 3.08-6.30 半画角 36.559-2.67 36.59-2.67 40.49-2.67 像高 13.66 13.66 13.66 全長 154.82-246.04 159.75-252.45 157.91-252.91 BF 35.50 35.87 35.50 実施例4 実施例5 実施例6 焦点距離 18.40-292.50 18.40-352.50 18.30-200.00 F値 3.33-6.25 3.19-6.30 3.50-6.30 半画角 36.59-2.67 36.59-2.22 36.74-3.91 像高 13.66 13.66 13.66 全長 156.04-241.33 168.56-278.50 151.85-204.19 BF 41.29-58.82 35.50 25.50-49.20 実施例7 焦点距離 18.40-292.50 F値 3.21-6.30 半画角 36.59-2.67 像高 13.66 全長 158.99-250.18 BF 35.50 スポンサーリンク
像高やバックフォーカスを考えるとAPS-C一眼レフ用でしょうか?
現状で純正のAPS-C用高倍率ズーム(200mm以上)は設計の古い「EF-S18-200mm F3.5-5.6 IS」のみ。いつ新しい高倍率ズームが登場してもおかしくありませんね。と言っても社外製ズームレンズがかなり充実していますが。
今回の実施例を見ると300mmまでをカバーする使いやすそうなものが多いです。特に16-300mm F3.0-6.3が登場すると良さそうですねえ。とは言え、キヤノンなら実施例6の平凡な18-200mm F3.5-6.3を手頃な価格設定でリリースしそうですねえ。
参考:キヤノンEFマウントの高倍率ズーム
- EF28-300mm F3.5-5.6L IS USM
- EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STM
- EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USM
- EF-S18-200mm F3.5-5.6 IS
- 18-200mm F3.5-6.3 DC MACRO HSM
- 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM
- 16-300mm F/3.5-6.3 Di II PZD MACRO (Model B016)
- 18-200mm F/3.5-6.3 Di III VC
- 18-270mm F/3.5-6.3Di II VC PZD (Model B008TS)
- 18-400mm F/3.5-6.3 Di II VC HLD
サイト案内情報
特許関連記事
- キヤノン「RF65mm F2 IS」「RF-S50mm F2 IS」「RF-S85mm F2 IS」を想定したような特許出願
- キヤノン「15-50mm F4-6.3」「17-60mm F2.8-5.6」など光学系の特許出願
- キヤノン 薄型広角レンズ「21mm F5.6」「24mm F8」「26mm F3.5」光学系の特許出願
- コシナ ULTRON 27mm F2 用の光学系特許出願
- キヤノン ”カモメレンズ”を使用したコンパクトな85mm F1.8 光学系の特許出願
- キヤノン「14-30mm F4-6.3 PZ」「20-50mm F4-5.6 PZ」のような光学系の特許出願
- キヤノン「400mm F4」「500mm F5.6」「800mm F6.3」光学系の特許出願
- キヤノン「24-130mm F4 IS」「24-80mm F2.8 IS」のような光学系の特許出願
- キヤノン ティルト効果をタッチ操作で簡単に調整する仕組みの特許出願
- 富士フイルム レンズ固定式GFX用と思われる「35mm F3.5」「40mm F3.5」「50mm F3.5」光学系の特許出願
Facebookで最新情報やカメラ・レンズのレビューを発信しています。
「いいね!」を押すとFacebookの最新情報が届きます。