スポンサーリンク
2019年12月26日付けでキヤノンの気になる特許出願がアメリカで公開されています。
- 公開番号:US 2019/0391364 A1
- 公開日:2019/12/26
- 出願日:2019/6/17
実施例1 実施例1” 焦点距離 24.50 39.54 F値 2.88 4.65 半画角 29.14 28.68 像高 13.66 21.64 全長 64.83 89.59 BF 35.68 13.96 CanonNews:Canon Patent Application: Canon RF lens convertor
キヤノンは奇妙な設計のRFマウントコンバージョンレンズに関する特許を申請中だ。これは一般的にテレコンバージョンレンズでは無く、APS-Cレンズをフルサイズのイメージサークルまで拡大し、焦点距離を長くしている。
驚いたことに、このテレコンバージョンレンズは望遠Lレンズに限らず使えるようだ。それを実証するように、×1.6・×2.0テレコンに装着しているレンズは「EF-S24mm F2.8 STM」である。
とのこと。
既に可変NDフィルターやC-PLフィルターを内蔵する特殊なマウントコンバーターをリリースしていますが、今回はEF-SレンズをEOS Rで有効活用するテレ&マウントコンバーターのようです。
レデューサーレンズならず、インクリーザーレンズと言ったところでしょうか?あまり聞いたことが無いコンバージョンレンズですが、「LAOWA Magic Format Converter(フルサイズEFレンズ →中判 GFマウント)」など似たようなコンセプトのコンバーターが存在します。
EOS 90DなどAPS-C一眼レフからフルサイズEOS Rへステップアップする場合は面白い選択肢となりそうですね。正直なところ、どこまで画質を維持できるのか気になるところですが…。それに、EFマウントのAPS-Cレンズを特殊マウントコンバーターを組み合わせてまで使いたいレンズは少ないような…。EFレンズ(フルサイズ)を使った際はパフォーマンスが高い中央領域を使うことになるので、どのような画質となるか非常に気になります。
スポンサーリンク
サイト案内情報
特許関連記事
- キヤノン「RF65mm F2 IS」「RF-S50mm F2 IS」「RF-S85mm F2 IS」を想定したような特許出願
- キヤノン「15-50mm F4-6.3」「17-60mm F2.8-5.6」など光学系の特許出願
- キヤノン 薄型広角レンズ「21mm F5.6」「24mm F8」「26mm F3.5」光学系の特許出願
- コシナ ULTRON 27mm F2 用の光学系特許出願
- キヤノン ”カモメレンズ”を使用したコンパクトな85mm F1.8 光学系の特許出願
- キヤノン「14-30mm F4-6.3 PZ」「20-50mm F4-5.6 PZ」のような光学系の特許出願
- キヤノン「400mm F4」「500mm F5.6」「800mm F6.3」光学系の特許出願
- キヤノン「24-130mm F4 IS」「24-80mm F2.8 IS」のような光学系の特許出願
- キヤノン ティルト効果をタッチ操作で簡単に調整する仕組みの特許出願
- 富士フイルム レンズ固定式GFX用と思われる「35mm F3.5」「40mm F3.5」「50mm F3.5」光学系の特許出願
Facebookで最新情報やカメラ・レンズのレビューを発信しています。
「いいね!」を押すとFacebookの最新情報が届きます。