Tamronレンズ 海外の評価

タムロン35-150mm F/2.8-4 Di VC OSDは優れた解像性能と色収差補正だがAFが遅すぎる【海外の評価】

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Lenstipがタムロンの交換レンズ「35-150mm F/2.8-4 Di VC OSD」のレビューを掲載しています。

  • 2018年に登場した「17-35mm F/2.8-4 Di OSD」は決して個性的なパラメータのレンズでは無かったが、2019年に登場したこのレンズの存在は間違いなく個性的なレンズと言うことが出来る。
  • 2つのレンズは同じシリーズに属し、焦点距離を完全に補完し、同じフィルターサイズの組み合わせだ。
  • 24mm径の後玉は35mm時にレンズマウントに近い位置となっているが、150mm時は約4cmほど奥へ移動する。周辺は反射防止用の黒塗装が適切に施されているが、部分的に電子部品を確認できる。
  • 日本設計・中国製造のレンズである。
  • 44mm幅のズームリングは35mm・50mm・85mm・105mm・135mm・150mmの表示がある。35mm時にロック可能だが、ロックしなくても自重落下の兆候は見られない。ズームリングの抵抗感は僅かに変化し、ズームレンジ中間で変化が顕著だ。
  • 15mm幅のマニュアルフォーカスリングは少し緩すぎる。
  • 手ぶれ補正の最大値は実写で3.7EVと効果的だ。公称値より低いものの、良好な結果である。
  • 解像度
    ・EOS 5D Mark IIIのRAWファイルに基づいて計測している。
    ・良像の基準値は30-32lpmmだ。
    ・最高の単焦点レンズで45-50lpmmに達することがある。
    ・Otus 1.4/28で49.2lpmm、85mm F1.4 DG HSMで51.6lpmmだ。
    ・中央解像はズームレンジ全域でとても均質的だ。ピークは35mm・90mmで47lpmmと非常に高い水準となる。絞り開放でも41~44lpmmに収まるため、間違いなく優れた光学性能である。
    ・APS-C領域でも弱点は存在しない。最悪の結果でも32lpmm(35mm F2.8)となり良像の基準値を上回っている。少し絞ると40lpmmの非常に良好な結果となる。
    ・フルサイズ四隅はいくらか弱点を見つけることが出来る。例えば35mm F2.8は許容範囲に達しておらず、F4まで絞ったとしても許容範囲ギリギリだ。ズーム中間域の絞り開放でも同様の結果である。それでもパフォーマンスに深刻な問題があるとは言えない。
  • 軸上色収差の問題は無い。
  • 倍率色収差はズーム中間域で皆無だ。望遠側でも非難すべき問題は無い。ズーム全域で0.04~0.05%を維持しているが、唯一35mmのみ中程度となる。ただし少し絞ると改善する。
  • 球面収差は完璧に補正されていない。
  • 歪曲収差は35mmで樽型-2.64%と大きく、50mmで0.62%の糸巻き型へと変化し、それ以降は約1.9%の糸巻き型歪曲を維持する。
  • コマ収差は最小限まで補正されており、称賛に値する。
  • 非点収差の平均値は6.2%とわずかだ。広角側で大きくなり、望遠側で小さくなる。
  • 玉ボケに2重の円が発生しておりとても気が散る。さらに非球面レンズの影響も目に付く。
  • 周辺減光は35mm F2.8で-2.32EV、中間域のF2.8では-1.77EV、150mm F2.8で-1.74EVだ。絞ると改善するが、思ったよりも減少しない。
  • 太陽をフレーミングせずともゴーストやフレアが発生する。逆光耐性を肯定的に評価することは出来ない。
  • オートフォーカスは静かだが、ノイズレスでは無い。フォーカス速度はピント距離全域を移動するのに1秒以上かかるため、非常に遅いと評価せざるを得ない。フォーカス精度は良好でミスショットは僅か2%だ。

長所:良好な鏡筒の作り・優れた中央画質・非常に良好なAPS-C領域の画質・許容範囲のフルサイズ四隅の画質・軸上色収差の問題ナシ・倍率色収差がわずか・コマ収差補正が非常に良好・非点収差の補正が適切・APS-C時の周辺減光が少ない・オートフォーカスが静かで正確

短所:球面収差にいくらか問題がある・フルサイズ時の周辺減光が大きい・逆光耐性はもう少し良いと良かった・オートフォーカスが遅すぎる

完璧なレンズでは無いが、欠点を取り除こうとすると重量やサイズの増加、そしてより高価なレンズとなってしまうはずだ。既に安いレンズとは言えないので、これ以上の高級化は避けて正解だ。それでも、現状でとても優れたレンズであり、「17-35mm F/2.8-4 Di OSD」を完璧に補完する非常に有効な組み合わせとなる。個人的にはおススメできるレンズだ。

Lenstip:Tamron 35-150 mm f/2.8-4 Di VC OSD

とのこと。

私もニコンFマウントをZ 7と組み合わせて使っていましたが、概ね似たような見解です。ポートレートレンズと謳っている割に玉ボケに目立つ2重円が発生するのは少し残念なポイントと感じました。
さらにオートフォーカスはやはり遅い。滑らかな動作ではあるものの、やや遅いフォーカス速度と目立つブリージングによって動く被写体の撮影には不向きです。ただ、Lentipでも指摘しているようにフォーカス精度に問題は見られません。

欠点と言えばそれくらいで、あとは歪曲収差と周辺減光をデジタル補正したくなるくらいでしょうか。タムロンらしい角の無い安定したシャープネスとコッテリとした発色を楽しめるレンズだと思います。特にシャープネスを必要とする風景などの撮影距離では非常に均質的な描写となります。
ポートレート用としては少しコントラストが高すぎると感じるかもしれません(特に絞った時)。どちらかと言えば風景撮影と相性の良いレンズ。

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