2019年12月26日付けでキヤノンの気になる特許出願が公開されています。
- 【公開番号】特開2019-219679(P2019-219679A)
- 【公開日】2019年12月26日
- 【発明の名称】ズームレンズおよびそれを有する撮像装置
- 【出願日】2019年8月21日
- 【出願人】
【識別番号】000001007
【氏名又は名称】キヤノン株式会社- 【課題】フォーカスレンズ群の駆動制御が容易で、広角端における射出瞳から像面までの距離を長くすることのできるポジティブリードタイプのズームレンズを提供する。
- 24-70mm F2.8
- 24-100mm F4
- 24-300mm F4-5.8
実施例1 実施例2 実施例3 焦点距離 24.72-101.89 24.72-67.87 24.72-290.86 F値 4.12 2.91 4.12-5.88 半画角 41.19-11.99 41.19-17.68 41.19-4.25 像高 21.64 21.64 21.64 全長 120.52-159.71 131.52-166.23 165.57-255.57 BF 13.52-26.90 18.27-26.93 14.37-30.89 実施例4 実施例5 実施例6 焦点距離 24.72-101.89 F値 4.12 半画角 41.19-11.99 像高 21.64 全長 134.63-181.65 BF 14.13
キヤノンが既に投入しているミラーレス用交換レンズ「RF24-240mm F4-6.3 IS USM」と比べ、望遠端が少し長くなっている高倍率ズームの実施例がありますね。キヤノンは一眼レフ用高倍率Lレンズ「EF28-300mm F3.5-5.6L IS USM」を販売しており、同じようなコンセプトのRFレンズとなるのでしょうか?
24-70mm F2.8の実施例も示していますが、現行の「RF24-70mm F2.8L IS USM」とは異なっている模様。24-105mmの実施例は「RF24-105mm F4L IS USM」にとても似ていますね。
個人的にRFマウントの標準・高倍率を充実させるより、RF70-200mm F4やRF100-400mm F4-5.6などをラインアップして欲しいところ。
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