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2020年1月23日付けでキヤノンの気になる特許出願が公開されています。
- 【公開番号】特開2020-13166(P2020-13166A)
- 【公開日】2020年1月23日
- 【発明の名称】光学系及びそれを有する撮像装置
- 【出願日】2019年10月24日
- 【分割の表示】特願2017-152258(P2017-152258)の分割
【原出願日】2017年8月7日- 【出願人】
【識別番号】000001007
【氏名又は名称】キヤノン株式会社- 【課題】 迅速なフォーカシングが容易で、かつ色収差を含めた諸収差を良好に補正した、高い光学性能を有し、しかも全系の小型化及びレンズ重量の軽量化を図ることかできる光学系を得ること。
- 300mm F2.8
- 500mm F4
- 800mm F5.6
- 400mm F2.8
- 600mm F4
実施例1 実施例2 実施例3 焦点距離 294.00 392.00 490.00 F値 2.91 2.90 4.12 半画角 4.21 3.16 2.53 像高 21.64 21.64 21.64 全長 276.40 371.25 410.77 BF 65.35 69.92 66.03 実施例4 実施例5 実施例6 焦点距離 588.00 784.00 F値 4.12 5.80 半画角 2.11 1.58 像高 21.64 21.64 全長 474.78 484.53 BF 80.59 75.94
原出願が公開されたのは昨年のことですが、分割特許を同年に出願いていた模様。
レンズ構成が1世代前のタイプと大きく異なっており、前群の軽量化を意図しているのが明らか。このコンセプトで400mmと600mmのIII型が登場したのは2018年9月です。300mm・500mm・800mmもそろそろリニューアルして欲しいと思っている人も多いはず。
400mm。600mmの実施例は既に登場している「EF400mm F2.8L IS III USM」「EF600mm F4L IS III USM」と同じレンズ構成。リニューアルしていない超望遠レンズ群「EF300mm F2.8L IS II USM」「EF500mm F4L IS II USM」「EF800mm F5.6L IS USM」の次世代モデルはこの特許通りのレンズ構成となるかもしれませんね。特に800mmや600mmの軽量化が期待できそうです。
参考:現行レンズのレンズ構成
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