2019年10月24日付けでキヤノンの気になる特許出願が公開されています。
- 【公開番号】特開2019-184632(P2019-184632A)
- 【公開日】2019年10月24日
- 【発明の名称】ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
- 【出願日】2018年4月2日
- 【出願人】
【識別番号】000001007
【氏名又は名称】キヤノン株式会社- 【課題】 高ズーム比で全ズーム範囲にわたり良好な光学特性が容易に得られる小型のズームレンズを得ること。
実施例1 実施例2 実施例3 焦点距離 72.10-194.99 72.10-194.99 72.10-194.96 F値 2.89 2.89 2.89 半画角 16.70-6.33 16.70-6.33 16.70-6.33 像高 21.64 21.64 21.64 全長 163.23-223.25 163.23-206.73 163.92-231.07 BF 13.34-29.07 13.16-22.74 12.94-35.77 実施例4 実施例5 実施例6 焦点距離 72.10-195.00 72.10-195.00 72.10-242.00 F値 2.89 2.89 4.10 半画角 16.70-6.33 16.70-6.33 16.70-5.11 像高 21.64 21.64 21.64 全長 171.47-222.30 162.22-218.49 147.22-210.90 BF 19.96-26.70 9.50-20.51 12.95-36.63 実施例7 焦点距離 72.10-289.00 F値 4.60-5.88 半画角 16.70-4.28 像高 21.64 全長 136.41-201.14 BF 12.95-42.22
10月上旬にアメリカで公開された特許出願と同じ内容となっていますね。レンズ構成を見ても分かる通り、70-200mm F2.8の実施例は「RF70-200mm F2.8L IS USM」を示しています。EFマウントの70-200mm F2.8と違って光学手ぶれ補正が前群に配置されているのが特徴的ですね。
さらに、実施例6?7は「70-240mm F4」や「70-300mm F4.5-5.6」を想定したように見えます。ひょっとしたら望遠ズームレンズのラインアップが急速に拡充するかもしれませんね。特にお手頃価格の70-300mmは大歓迎です。
どの実施例もミラーレス専用設計らしく、バックフォーカスを切り詰めたデザインとなっています。×1.4や×2.0テレコンバージョンレンズが登場するとしても、形状によっては装着できないようにも見えますが…。将来的に対応するテレコンが登場するのか気になるところ。
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