2019年11月21日付けでタムロンの気になる特許出願が公開されています。開放F値がF2.8と暗いものの、コンパクトな標準・望遠レンズとなっているみたいですね。
- 【公開番号】特開2019-200339(P2019-200339A)
- 【公開日】2019年11月21日
- 【発明の名称】光学系及び撮像装置
- 【出願日】2018年5月17日
- 【出願人】
【識別番号】000133227
【氏名又は名称】株式会社タムロン- 【課題】軽量、コンパクトかつ高解像な光学系及びそれを備えた撮像装置を提供すること。
- 35mm F1.8
- 50mm F2.8
- 80mm F2.8
- 105mm F2.8
実施例1 実施例2 実施例3 焦点距離 49.9833 78.8596 104.9887 F値 2.6093 2.8545 2.8961 半画角 23.1943 15.1336 11.4568 像高 21.64 21.64 21.64 実施例4 実施例5 実施例6 焦点距離 36.0396 105.0016 F値 1.8823 2.8622 半画角 30.7315 11.5959 像高 21.64 21.64
絞り開放F値が「F2.8」と暗いものの、とてもコンパクトな交換レンズとなりそうな特許ですね。開放F値を考えると、ここ最近タムロンが発表したソニーEマウントレンズ「20mm F/2.8 Di III OSD M1:2 Model F050」「24mm F/2.8 Di III OSD M1:2 Model F051?」「35mm F/2.8 Di III OSD M1:2 Model F053」と似たようなコンセプトでしょうか?
しかし、今回の実施例では「インナーフォーカス」「光学手振れ補正」と言った点で異なっています。広角レンズと切り離したコンセプトとなっているのかもしれません。今後タムロンからどのようなミラーレス用レンズが登場するのか気になるところ。
参考:タムロンのフルサイズミラーレス用レンズ
- 17-28mm F/2.8 Di III RXD
- 28-75mm F/2.8 Di III RXD
- 70-180mm F/2.8 Di III VXD(開発発表)
- 20mm F/2.8 Di III OSD M1:2 Model F050
- 24mm F/2.8 Di III OSD M1:2 Model F051?
- 35mm F/2.8 Di III OSD M1:2 Model F053
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