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15mm F1.4 DG DN DIAGONAL FISHEYE 可能性を切り開く大きく重い魚眼レンズ

Digital Camera Worldがシグマ「15mm F1.4 DG DN DIAGONAL FISHEYE」のレビューを公開。大きく重く高価な魚眼レンズとしつつ、F1.4の大口径や6100万画素でも隅まで非常にシャープな解像性能を高く評価しています。

Digital Camera World:Sigma 15mm F1.4 DG DN Diagonal Fisheye Art review: this lens will appeal to your inner Vincent van Gogh

  • 外観:着脱可能な三脚リングやアルカスイス互換の三脚座付属。レンズケースとストラップもある。
  • 構造:フードは本体に固定。リアフィルタースロット。防塵防滴。
  • 携帯性:魚眼レンズとしては大きく重い。
  • 操作性:クリック解除に対応する絞りリングにはAポジションのロックが無い。
  • AF:記載なし。
  • MF:MFロック機能を備えている。
  • 手ぶれ補正:記載なし。
  • 解像性能:6100万画素のカメラでも中央から隅まで非常にシャープ。
  • 像面湾曲:記載なし。
  • ボケ:記載なし。
  • 軸上色収差:最小限。
  • 倍率色収差:最小限。
  • 球面収差:記載なし。
  • 歪曲収差:魚眼レンズらしく大きな樽型。
  • 周辺減光:記載なし。
  • コマ収差:開放絞りでも効果的に補正。正確な描写。
  • 逆光耐性:良好。
  • 光条:記載なし。
  • 作例集:リサイズのみ。
  • 総評:F1.4の開放絞りで同ジャンルに新たな可能性。魚眼レンズとしては大きく重いが、ビルドクオリティ・画質・全体的な性能・操作性を考慮すると、それ以上の価値がある。
  • 競合について:記載なし。
  • 備考

とのこと。
焦点距離の短いレンズながら三脚リングと三脚座を備え、重量は同時に発表された「500mm F5.6 DG DN OS」とほぼ一緒という弩級の魚眼レンズレンズです。フルサイズ対応の魚眼としては世界初のF1.4。レンズにはFLDやSLDなどの特殊ガラスを数多く使用、周辺部まで高い光学性能を実現しているようです。シグマは天体写真家向けのレンズとしており、ヒーターリテーナーやMFLなどの便利な機能を備えています。

Digital Camera Worldのレビューによると、6100万画素の高解像カメラでも隅までシャープな結果が得られる模様。魚眼レンズということもあり、従来のテストチャートを使ったテストは実施していない模様。細部を確認することは出来ませんが、Sony Alpha Blogのレビューでも高く評価しており、確かに高性能な魚眼レンズと思われます。

サイズと重量、価格設定はどれも規格外と言ったところですが、このようなレンズを必要としている人には許容範囲内と感じるかもしれません。

シグマ 15mm F1.4 DG DN DIAGONAL FISHEYE|Art 最新情報まとめ

レンズの仕様

  • 発売日:2024年3月14日
  • マウント:E / L
  • フォーマット:フルサイズ
  • 焦点距離:15mm
  • レンズ構成:15群21枚(FLD4枚、SLD3枚、非球面2枚)
  • 開放絞り:F1.4
  • 最小絞り:F16
  • 絞り羽根:11枚(円形絞り)
  • 最短撮影距離:38.5cm
  • 最大撮影倍率:1:16
  • フィルター径:リア
  • 手ぶれ補正:-
  • テレコン:-
  • コーティング:SMC・撥水防汚
  • サイズ:104mm×157.9mm
  • 重量:1360g
  • 防塵防滴:対応
  • AF:HLA
  • その他:
    ・絞りリング
    ・MFLスイッチ
    ・ヒーターホルダー
    ・リアフィルターホルダー
  • 付属品:ケース、カバーレンズキャップ LC1040-01、リアキャップ LCR II、三脚ソケット TS-141、プロテクトカバー PT-51、ガイドプレート GP-21、ショルダーストラップ

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