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ePHOTOzineがタムロンのミラーレス用交換レンズ「24mm F/2.8 Di III OSD M1:2 Model F051」のレビューを掲載しています。
- プラスチック素材の外装を採用しており、215gと軽量なレンズである。しかしながら、仕上がりはとても良好だ。
- レンズをカメラに滑らかにマウントできない点はより高価なレンズとの差を感じる。
- 20mmと同じレンズフードを使用している。緩む兆候は見られない。
- レンズフィルターは同シリーズで統一された67mm径を使用している。
- フォーカスリングはこのレンズで唯一の操作部材だ。滑らかに動作し、抵抗量は他の2本とまったく同じだ。
- 「1:2」最大撮影倍率を実現しているが、この倍率を達成するためには被写体にかなり近寄る必要がある。
- OSD駆動のオートフォーカスはほとんど静かだが、ピントが前後すると僅かな動作音が聞こえる。大部分の撮影では高速かつ正確に被写体を捕捉する。
- シャープネス:
中央:F2.8~F16(excellent),F22(very good)
四隅:F2.8~F4(excellent)-F5.6~F16(very good)-F22(soft)- 色収差補正は中央がとても良好だが、フレーム端で色付きが見られる。いずれにしても大きな問題ではない。
- 歪曲収差は-6.13%だ。デジタル補正を適用することで-0.81%まで低下させることができる。カメラ・ソフトウェアによる補正は必須だ。
- 超広角レンズにとってボケは強みと言えないが、許容範囲内の滑らかさである。
- 逆光耐性は優れている。
- 周辺減光はF2.8でー1.8EVとコンパクトなレンズとしては控えめだ。
- 価格設定はとても競争力がある。
24mm f / 2.8 Di III OSD M1:2は素晴らしいパフォーマンスを備えたとてもリーズナブルだ。他2本と同じく「エディターズチョイス」と評価するに値するレンズである。
長所:優れたシャープネス・色収差補正が良好・防塵防滴・逆光耐性が優れている・「1:2」のマクロ倍率・小型軽量・価格設定が優れている・オートフォーカスが静か
短所:歪曲収差の補正にはソフトウェアが必須
とのこと。
ePHOTOzineが既にレビューしている同シリーズ「20mm」「35mm」と同じく非常に高い評価となったようです。「24mm F2.8」と平凡はスペックではありますが、画質はしっかりとしている模様。
私も発売日からα7 IIIと組み合わせて使用していますが、確かに良好なパフォーマンスのレンズだと感じます。特にマクロ性能が高く、接写時も四隅の解像性能があまり低下しないのが強みだと感じています。ズームレンズの「24mm F2.8」で接写すると四隅が甘くなりがちなのですよね。
オートフォーカスを肯定的に評価していますが、個人的には注意して欲しいポイント。一般的な撮影距離ならば特に問題ありませんが、マクロ撮影時は合焦までの時間が長くなり、フォーカスブリージング(ピント移動時における画角の変化)も目立ちます。特にAF-Cで小さな被写体を追いかける際に動作が不安定と感じるかもしれません。
また、歪曲収差はePHOTOzineが指摘しているようにデジタル補正必須です。35mmと比べると明らかに歪曲収差が大きいため、ボディ側の「歪曲収差補正」はオンにしておきたいところ。
それ以外の点で大きく問題と感じることはありません。広角マクロやコンパクトな24mm単焦点を使いたければ検討する価値のあるレンズと感じます。
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