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タムロン35-150mm F/2.8-4 Di VC OSDはコスパ良好だがAF速度はやや遅め【海外の評価】

Mobile01がタムロンの交換レンズ「35-150mm F/2.8-4 Di VC OSD」のレビューを掲載しています。

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D850にも耐えうる高解像

  • 鏡筒はプラスチック製で美しくモダンなデザインのレンズである。
  • ズーミングによるF値の変動は以下の通りだ。
    ・35mm:F2.8
    ・42mm:F3.0
    ・50mm:F3.2
    ・92mm:F3.5
    ・98mm:F3.8
    ・122mm:F4.0
    ・絞り開放F値はF2.8と明るいが、それは42mmまでだ。とは言え、携帯性とF値の組み合わせは十分に競争量があると感じている。
  • レンズ前面にはフッ素コーティングが施されており、撥水・撥油性に優れメンテナンスが簡単だ。
  • 日本設計・中国製のレンズである。防塵防滴仕様でマウント面にゴム製シールを確認できる。マットブラックのプラスチック製レンズフードはフィリピン製である。
  • D850との組み合わせでは良好なバランスだ。
  • オートフォーカスは17-35mm F2.8-4と同じOSDを使用している。静音性の高いモーター駆動でノイズは良く抑えられている。D850との組み合わせでフォーカス速度は満足いくものだが、十分とは言えない。
  • 150mm 1/5秒に固定して遠景を撮影したところ、少なくとも50%は成功した。近景でも手ぶれ補正の恩恵を受けるが、遠景ほどの効果は見込めない。
  • 解像性能:
    ・35mm:F2.8から中央は既に実用的な解像性能だ。F4まで絞るとさらにシャープとなるが、あまり変化は見られない。隅の性能は中央と同等だ。
    ・150mm:F4から非常にシャープでF8までパフォーマンスはほぼ同じだ。
  • 35mm F2.8で目立つ周辺減光を確認できるが、ヴィネットコントロールでほぼ解消できる。
  • 色収差補正はF2.8から優れており、F4でほぼ無視できる。フレーム端では倍率色収差が発生しているものの、深刻な問題とはならず画質に影響を与えるものでは無い。
  • レンズにはBBARコーティングが施されており小絞りでもゴーストが目立たない。

タムロン35-150mm F2.8-4 Di VC OSDはこれまでにない焦点距離と絞り値を組み合わせたズームレンズだ。屋内で35mmは画角が狭く感じるが、屋外では24-70mm F4+70-200mm F4の組み合わせに取って代わることが出来るだろう。加えて実用的な撮影倍率(×0.27)を備えている。

さらに静止画では5段分、動画では4段分の手ぶれ補正が役に立つはずだ。フォーカススピードは見劣りするが、スペックを考慮すると小型軽、D850と組み合わせても高解像なイメージを得ることが出来る。買って損はしない価値のあるレンズだ。

参考:AF動作状況が分かる動画

とのこと。

フォーカス速度は17-35mmと同様、少し遅いようですが全体的なパフォーマンスはなかなか良好である模様。スポーツ用途としては難しいかもしれませんが、タムロンが「ポートレートズーム」と紹介しているように人物や屋外風景では便利でコスパの高い一本となりそうです。

実写作例を確認すると開放からなかなか良さそうな解像性能ですね。四隅はやや甘い気もしますが、1?2段絞るとD850でもかなりシャープとなるようです。

ボケの検証作例はありませんが、実写作例を確認する限りではズームレンズらしからぬボケのように感じます。私の手元にも間もなく到着予定なので実写で確認してみたいと思います。

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